黄昏流星群 48

黄昏流星群 48 (たそがれりゅうせいぐん048) / 弘兼憲史
内容紹介
小説家・岸和田は、5年前に妻が若い男と駆け落ちして以来、 独り暮らしをしている。 広い家も半ばゴミ屋敷と化し、彼に言い寄る女が家に来ても、 その荒れ加減に思わず逃げ出す有り様だ。 見かねた担当編集者の勧めで、岸和田はしぶしぶ 住み込みの家政婦を雇う。 見た目は地味ながらも、細かいところに気が回り、何より 心根の優しい家政婦・すず子に、これまで感じたことのない 安らぎや穏やかな感情を抱きはじめる岸和田だが…!? 大人のせつない“初恋”を描く表題作「天空の星花」ほか、 ベテラン女流脚本家の暴走する純真「巨星のプライド」、 若い頃に無惨に捨てられた女とその男の奇妙な再会を描く 「新星活を求めて」 の計3編の純愛模様を収録! 世間体、プライド、現在の生活…… 大人の恋だからこその、しがらみ。時に見苦しくとも、 そのしがらみを越え、「最後かもしれない恋」に一途に生きる 男女の純愛が描かれています。 「もう恋って歳でもないしなぁ…」という方にこそ読んでほしい、 ときめきの詰まった一冊です!

シリーズ作品