銀のジーク 21

銀のジーク 21 (ぎんのじーく021) / 岸裕子
内容紹介
「銀のジーク」ことジークロンドは腕利きの死の狩人(デスハンター)、天上界(バルハラ)にきらめく五星(ファイブスター)のひとりである。長きにわたって繰り広げられた「転生を繰り返す殺人王マーロッドを成人前に狩る」任務に区切りがつき、ジークは新しい任務を任される。それは昔、魔術師が描いた絵の中に逃げ込んだ罪人を狩るという任務だった。 『天上界パニック』時が満ち、庭守りと赤の狩人の戦いが始まろうとしていた。それはかつて天上界の庭守りグイール・ガウルが、赤の狩人の女性に恋に落ちたことが発端であった。先代から続くイザコザに巻き込まれた形ではあったが、キラティアは赤の狩人として庭守りとの戦いを覚悟していた。心配なのは過去の情報を持たず「おなり」を知らないジークのことだった。当のジークは「おなり」によって殺されるかもしれないというのにノンキに過ごしていて…。 その他『青海波』を含む、ゴージャスで絢爛な長編BL異世界ファンタジーの第21弾!

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