天智と天武−新説・日本書紀− 9

完結
天智と天武−新説・日本書紀− 9 (てんじとてんむしんせつにほんしょき009) / 園村昌弘/中村真理子
内容紹介
中大兄皇子のブレーンにして希代の梟雄・ 藤原鎌足が死んだ。人々は蘇我入鹿の祟りだと噂する。 怒った中大兄は、入鹿を具現化した仏像・救世観音を 焼き討ちにしようと斑鳩寺へ!  それを阻止せんとする大海人皇子と、炎上する斑鳩寺で対峙し、 真情をぶつけ合う。 血で汚れた我が人生は、愛しい入鹿を抱けなかったせいだと 叫ぶ中大兄。それに対し大海人は全裸となり、 自分を入鹿だと思って抱け、そして愛せよと迫る…… 背徳の愛、そして甘味な憎悪を身にまとう 運命の兄弟、いったいどこに行くのか!?

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