天智と天武−新説・日本書紀− 7

完結
天智と天武−新説・日本書紀− 7 (てんじとてんむしんせつにほんしょき007) / 園村昌弘/中村真理子
内容紹介
白村江での大敗北で捕虜となった中大兄皇子、 大海人皇子、豊王は朝鮮半島を脱出、命懸けで 日本へ戻ってきた。豊王は日本に帰化することを 決意、日本人としての名前を中大兄に要望する。 与えられた名は「中臣鎌足」。その意味は、 「中大兄の手足のような忠臣」である。 ところが、その名前を試される事件が起きる…!! 鎌足が最も愛する息子・定恵が唐から帰国したのだ。 定恵は故・孝徳帝の落とし胤という噂があり、 中大兄皇子にとっては皇位継承上の敵となりうる。 中大兄は定恵を殺害することを鎌足に伝えた。 主君に従って息子を見殺しにすべきか? しかし大海人皇子は助けるべく行動に出る。 親の情か、主君への忠誠か。鎌足の決断は…!?

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