夢の雫、黄金の鳥籠 12
内容紹介
わたしは“後宮”で、生きる−−−−−!
オスマン帝国皇帝スレイマン1世は
大宰相イブラヒムと共に
欧州遠征の第一歩としてハンガリーへと向かう。
一方、首都イスタンブルの後宮に残された
スレイマンの寵姫ヒュッレムは
皇太后に次ぐ権力を持ちながらも
己の息子一人守れないかもしれないという
厳しい現実に直面していた。
誰も殺されずにすむ後宮−−−−−。
その理想を実現しようと心に決めるが!?