夢の雫、黄金の鳥籠 9

夢の雫、黄金の鳥籠 9 (ゆめのしずくきんのとりかご009) / 篠原千絵
内容紹介
オスマン帝国の大宰相(ヴェジラザム)となり、皇帝・スレイマンの妹を娶(めと)ったイブラヒム。スレイマンはイブラヒムの帝国での地位を揺るぎないものにするため、エジプトで反乱を起こしたアフメトの鎮圧を命じる。一方、イブラヒムと添い遂げるという夢が潰(つい)えたスレイマンの第二夫人・ヒュッレムは、スレイマンの寵愛とイブラヒムの後見を得て、後宮(ハレム)での絶大な力を手にしていく。けれど、夜ごとスレイマンの寝所に召されながら、自分を通してスレイマンが見ているのは、実はイブラヒムなのだと悟ったヒュッレムは、まだ幼子のメフメト皇子を守りながら、後宮の中で生き抜くことを決意するが…!?

シリーズ作品