サイクル野郎 大合本 11

サイクル野郎 大合本 11 (さいくるやろうだいがっぽん011) / 荘司としお
内容紹介
「夕焼け番長」(原作:梶原一騎)、「チャレンジくん」の荘司としおの自転車旅行をテーマにした代表作、一挙刊行。 (31)「ヘンな外人の巻」 自転車での日本一周をめざし、友人の陣太郎と共に旅に出た輪太郎。香川県のユースホステルで父からの手紙を受け取った輪太郎は、日高が家出したことを知る。自分たちに会いに来るとにらんだ輪太郎と陣太郎は、なんとか日高を捜して、金比羅山でようやく再会を果たす。もう二度と自転車に乗れないとヤケになっている日高に対して、輪太郎の取った行動は…。 (32)「爆弾男逃走の巻」 自転車での日本一周をめざし、友人の陣太郎と共に旅に出た輪太郎。二人仲良く旅を続けていた輪太郎と陣太郎。しかし、自分たちだけが旅を続けていることに虚しさを感じた陣太郎が九州を目前にして突然、日本一周をやめて東京へ帰ると言い出す。しかも、陣太郎は、輪太郎にも「一緒に東京へ帰ろう」と誘う。だが、輪太郎はその誘いには乗らずに一人で九州をめざすのだった。 (33)「恐怖の人質の巻」 自転車での日本一周をめざし、友人の陣太郎と共に旅に出た輪太郎。陣太郎は途中でリタイアすると宣言し、輪太郎の元を離れる。一方、輪太郎は初心貫徹、岡山にたどり着き、そこで記憶喪失にかかったという自転車旅行中の男・大山雷太に慕われ、同行することになる。だが、その男、実は刑務所から脱走した爆弾魔だと分かる。しかも、輪太郎の自転車に爆弾をつけられ、警察も打つ手がない。人質として、大山と同行せざるを得ない輪太郎に生還の機会はあるか? (原書:1979年刊行)

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