サイクル野郎 大合本 9

サイクル野郎 大合本 9 (さいくるやろうだいがっぽん009) / 荘司としお
内容紹介
「夕焼け番長」(原作:梶原一騎)、「チャレンジくん」の荘司としおの自転車旅行をテーマにした代表作、一挙刊行。 (25)「冒険ドッグ陸中の巻」 自転車での日本一周をめざし、友人の陣太郎と共に旅に出た輪太郎は、ケガをした日高の分も自分が走ると決心し、再び日本一周の旅をスタートさせる。そして、潮ノ岬で出会った一匹の野良犬・シェパードにすっかりなつかれ、陸中と名付けて行動を共にするも、輪太郎の勘違いから保健所送りにさせてしまう。もう一度、陸中に会いたいと願う輪太郎に「陸中が脱走した」という知らせが届く…。 (26)「おなじアホウならの巻」 自転車での日本一周をめざし、友人の陣太郎と共に旅に出た輪太郎。入院中の日高はようやく松葉杖をついて歩けるまでに回復した。だが、白バラ養護施設の美人教諭・島田が見舞いに来ないことにショックを受け、日本一周を断念して故郷の秋田に帰ると言い出した。島田先生の本当の気持ちを聞いていた輪太郎から真実を知らされるが、日高は「実家の大工を継ぐ気持ちは変わらない」と言い放つ。 (27)「養子騒動冷汗の巻」 自転車での日本一周をめざし、友人の陣太郎と共に旅に出た輪太郎。高知県に入った輪太郎は安芸市、南国市を抜けて高知市へと辿り着く。そこで、スケートボードに乗る一人のおてんば少女と出会う。偶然からその少女を助けた輪太郎は、大きなおみやげ屋を営む彼女の家に泊めてもらうことになった。手厚いもてなしを受ける輪太郎。だがその裏には輪太郎が知らないある計画があった! (原書:1978年刊行)

シリーズ作品