浮浪雲(はぐれぐも) 82

完結
浮浪雲(はぐれぐも) 82 (はぐれぐも082) / ジョージ秋山
内容紹介
激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。 ▼第1話/みそっぱ▼第2話/ももんじ▼第3話/くらやみ駕籠▼第4話/冬の花▼第5話/肉林道中▼第6話/好日▼第7話/風雲の財布▼第8話/雪日和▼第9話/如意房 ●主な登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場「夢屋」の頭。飄々とした遊び人)、おカメ(雲の妻。夫や子供たちを大きな愛で包む女性)、新之助(雲の息子。真面目な熱血少年)、お花(雲の娘。お転婆だが、なかなか賢い) ●あらすじ/朝一番、夢屋へ向かう長寿庵先生。昨日、カメさんに喘息の薬を処方したというのだが、当のカメさんはまったく薬のことなど身に覚えがない様子。一方、品川宿の往来には、少女の行方を訪ね歩くひとりのお婆さんがいた。消えた薬とその少女には、一体どんな関係があるのか…!?(第1話) ●本巻の特徴/仲良く美しい姉妹が、昔住んでいた品川を訪れた。町を巡りながら過去を思い返す姉妹。そんなふたりの最終目的地とは? 家族とは、人生とは…時代を超えて私達に問いかける、感動の全9編!! ●その他の登場人物/欲次郎(「夢屋」の番頭。実務に長けたやり手)、渋沢先生(博学多才の隠居老人。新之助らの良き相談相手)

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