浮浪雲(はぐれぐも) 86

完結
浮浪雲(はぐれぐも) 86 (はぐれぐも086) / ジョージ秋山
内容紹介
激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。 ▼第1話/恩讐のこなた▼第2話/団塊の人▼第3話/ありがとうございます▼第4話/真実迷路▼第5話/醜女(しこめ)殺し▼第6話/泡沫の日々▼第7話/江戸小咄▼第8話/女たらし▼第9話/ざる蕎麦の女 ●主な登場人物/浮浪雲(品川宿の問屋場「夢屋」の頭。飄々とした遊び人)、おカメ(雲の妻。夫や子供たちを大きな愛で包む女性)、新之助(雲の息子。真面目な熱血少年)、お花(雲の娘。お転婆だが、なかなか賢い) ●あらすじ/人一倍頑張って働き、若くして大きな店を築いた蓑吉。そんな彼のもとに幼なじみの義助がやってきた。親友の訪問を喜び、心を尽くしてもてなす蓑吉だったが、多忙のため、酔い潰れてしまった義助を置いて仕事へ出てしまう。その間に、意地悪な番頭に追い出されてしまった義助は、友人の仕打ちに絶望して…(第1話)。 ●本巻の特徴/定年間近の男が自分の人生を振り返る「団塊の人」、うるさく干渉する父親とそれに反発する娘の関係を描いた「ありがとうございます」、青田先生が亡き親友の妻子のことで思い悩む「真実迷路」ほか、心温まる全9編を収録!! ●その他の登場人物/欲次郎(「夢屋」の番頭。実務に長けたやり手)、渋沢先生(博学多才の隠居老人。新之助らの良き相談相手)、青田先生(新之助の通う塾の先生。大志を抱く好青年)

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