浮浪雲(はぐれぐも) 68

完結
浮浪雲(はぐれぐも) 68 (はぐれぐも068) / ジョージ秋山
内容紹介
激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。 ▼第1話/奇なる物語▼第2話/ごろ寝裁判 裁きの壱▼第3話/ごろ寝裁判 裁きの弐▼第4話/TOKYOラプソディー▼第5話/どんぐりの心▼第6話/梅雨知らず▼第7話/少女▼第8話/ピンクの数珠(じゅず)▼第9話/優夢(まさゆめ) ●登場人物/浮浪雲(品川宿、「夢屋」の頭。飄々とした遊び人)、おカメ(雲の妻。夫や子供たちを大きな愛で包む女性)、新之助(浮浪雲の息子。真面目な少年)、お花(雲の娘。お転婆だが、なかなか鋭い) ●あらすじ/女の色香に飢えた男たちが泊まる山奥の小屋に、ある夜、美しい女が立ち寄り、道を訪ねる。どうにかしてその女と交わろうと、善人を装い、女を小屋に招き入れる男たち。女のひとり旅を不審に思った男たちは、とりあえず、そのわけを聞くことになったのだが…(第1話)。 ●その他の登場人物/欲次郎(夢屋の番頭。実務に長けたやり手)、ごろ寝奉行(浮浪雲の友人。ズバリと事件を裁く名奉行)、渋沢先生(博学多才な楽隠居。新之助らの良き相談相手)。 ●本巻の特徴/舞台を現代に設定して、浮浪刑事が殺人事件を鮮やかに解決する特別編「TOKYO狂詩曲(ラプソディー)」を収録。背広姿の浮浪など、ふだん見ることのできないお宝ショットが満載です。

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