浮浪雲(はぐれぐも) 62

完結
浮浪雲(はぐれぐも) 62 (はぐれぐも062) / ジョージ秋山
内容紹介
激動の幕末を、流れる雲のようにサラリと生きる“大江戸楽天人伝”。 ▼第1話/気の毒屋町次〜五〜▼第2話/攘夷強盗▼第3話/年果つる▼第4話/新年裁き▼第5話/幼なじみ▼第6話/気の毒屋町次〜六〜▼第7話/心模様▼第8話/痛快の空▼第9話/小飛出(ことびて)▼第10話/淫楽園(いんらくえん)●登場人物/浮浪雲(品川宿「夢屋」の頭。遊び人)、かめ(浮浪の妻)、新之助(浮浪の息子)、花(浮浪の娘)、渋沢先生(かめたちの相談相手)、青田先生(新之助の通う塾の先生)、とっつあん(欲次郎。「夢屋」の番頭)●あらすじ/太ももにいれずみのある“にぎわい”は、品川宿で人気の遊女であったが、35歳になっても身請けされないでいた。彼女を良く知る気の毒屋町次は、太ももにイレズミがあっては、なかなか身請けされないだろうと心配していたが……。(第1話)▼“にぎわい”は、数年ぶりに再会した恋人に身請けされた。安心した気の毒屋町次だが、ある日、江戸で多発している強盗事件が太ももにイレズミのある女の仕業と聞き、独自に調査を始める(第2話) 。●本巻の特徴/ごろね奉行の命で、十手持ちになった浮浪雲だが、太ももにイレズミのある女の攘夷強盗を捕まえることができるのか!?●その他の登場人物/泣き上戸でいつも誰かを気の毒がっている・気の毒屋町次(第1、2、6話)、雲と仲の良い・ごろね奉行(第2、3、4、8話)

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