勘定吟味役異聞 (15)

完結
勘定吟味役異聞 (15) (かんじょうぎんみやくいぶん015) / かどたひろし/上田秀人
内容紹介
遺臣の大老・柳沢吉保の最終策「現将軍・家継暗殺」を 実行するため紀伊国屋ははぐれ忍・庵を大奥へ侵入させた。 一方、聡四郎と徳川吉宗の接近に怒り心頭の新井白石は、 二人の関係性の象徴である紅の暗殺を企てて─────。 【勘定吟味役とは】 幕府の財政を司る勘定方において、虚偽申告や恣意的支出を 見張る役目。不正があれば調査・探索し、その証拠を掴む。 金にまつわる全てを監査する捜査権限を持つ。

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