勘定吟味役異聞 (2)

完結
勘定吟味役異聞 (2) (かんじょうぎんみやくいぶん002) / かどたひろし/上田秀人
内容紹介
六代将軍・徳川家宣の側近・新井白石は 水城聡四郎を勘定吟味役に抜擢。 勘定奉行・荻原重秀の悪事の証拠を掴むべく、 江戸の街を探索する聡四郎は、 荻原重秀と江戸の豪商・紀伊国屋文左衛門、 さらには、金座支配・後藤庄三郎光富が関わった 小判改鋳時の不正の証拠をついに掴む。 しかしその矢先、十一人の刺客が 聡四郎に襲いかかる! 幕府の金を我が物とする 巨悪を断つ、 水城聡四郎、必殺の一撃! 【勘定吟味役とは】 幕府の財政を司る勘定方において、 虚偽の申告や恣意的な支出を見張り監査する役目。 不正があれば探索し、その証拠を掴む。 職務内容の機密性から、同僚といえども 探索の対象や内容について報せることはない。

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