森の戦士ボノロン よっぱらいのゴンの巻

森の戦士ボノロン よっぱらいのゴンの巻 (もりのせんしぼのろんよっぱらいのごんのまき) / 北原星望(文)/永山ゴウ(絵)/原哲夫(プロデュース)
内容紹介
本当のやさしさ、本当の強さって…?ボノロンとゴンがはじめて出会うお話。のら犬のゴンは、朝からお酒を飲んでよっぱらっていました。そんなゴンを見て、村人たちは石をなげつけたりぼうでなぐりつけたりしています。ゴンはいつも、村人たちの台所からお酒をぬすんでいたのです。毎日いためつけられ、ゴンはきずだらけでした。ゴンのねぐらは、大きなイチョウの根元のちいさなほこら。ゴンにはお酒を飲まなければならない、つらい理由があったのです。イチョウの木は、その理由を知っています。つかれはてたゴンの上に、イチョウの葉っぱがたくさん落ちてきてゴンをあたたかくつつみこみました。「もうこれいじょうお酒をのんだら、オイラは死ぬワン。だれか・・・助けてワン・・・ワン・・・・・・」ゴンの目から涙がこぼれおちた時???。ゴンのからだがきゅうに空に浮かびあがりました。

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