ビジャの女王(5)

ビジャの女王(5) (びじゃのじょおう005) / 森秀樹
内容紹介
西暦1258年、 ペルシャ高原の小都市【ビジャ】を、 【ラジン】率いる蒙古軍の支隊が包囲した。 世界の半分を制圧した最強騎兵は総数2万、 対するビジャの人口はわずか5千人である。 陥落目前のビジャは 【オッド姫】の救援要請に駆けつけた 【インド墨家・ブブ】の策で何とか持ちこたえていた。 両陣営に吹き荒れた「継承」の波乱は収まり、 ついにインド墨家たちは「守」から「攻」に転じるが、 裏で蒙古軍と通じるビジャ宰相・ジファルにより 墨家・ブブは窮地に立たされる。 そして同時に、「ジファル」の過去に 光を当てることにもなるのだった…。 砂塵と戦乱吹き荒れるモンゴル征西の最中 奸臣「ジファル」誕生の瞬間がついに明かされる。 圧倒的画力で魅せる中世大陸ロマン、第5巻!

シリーズ作品