柳生兵庫助 (3)

柳生兵庫助 (3) (やぎゅうひょうごのすけ003) / とみ新蔵/津本陽
内容紹介
柳生の庄を発ち、新たなる地へ!! 戦場においては槍一筋、刀一腰さえあれば何もいらぬ。ただ先へ先へと心掛けるのが功名を勝ち取る何よりの薬??? 第三巻、満を持して登場!! 戦場で柳生の太刀を振るう兵庫助。その刃の先に見たものは??? 柳生新陰流三世となった兵庫助は加藤清正の随身の懇望を受け、肥後の国・隈本へと向かった。 途中、海賊の襲撃を退け、隈本に到着した兵庫助は、清正からの侍大将の地位と実高三千石という破格の待遇を受ける。 新参者の兵庫助をよく思わない家臣達の陰言の中、兵庫助は一揆征伐の命を受け、出陣する??? 兵法の奥は心気の奥なれば、際限もなく深きもの??? 「実高三千石??その働きの実態は、修羅魔道に踏み入ること???」 ◆目次◆ 第十五話:肥後へ 第十六話:瀬戸内の海賊(前編) 第十七話:瀬戸内の海賊(中編) 第十八話:瀬戸内の海賊(後編) 第十九話:加藤清正とキリシタン 第二十話:新陰流 対 戦場殺法 第二十一話:刃の先にあるもの

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