イリーガル

シリーズ完結
イリーガル 1 (いりーがる001) / 工藤かずや(作)/木村直巳(画)

シリーズ作品

イリーガル 1 (いりーがる001)
イリーガル 1
東西電気社員・津田英次は、ちょっと頼りない用度係長。しかし本当の姿は、企業に降りかかるトラブルを極秘に処理する非合法社員“イリーガル”だった!!▼第1話/極秘社員▼第2話/狙われた女▼第3話/マイクロ・ナビシステム▼第4話/侵入▼第5話/野良猫▼第6話/迷子▼第7話/取引●登場人物/津田英次(東西電気総務部用度係長は表の姿。実は、会社に降りかかる公表できないトラブルを極秘裏に処理する非合法社員“イリーガル”)、長谷部澄雄(東西電気社長。実の姉が英次の妻)、芹沢(先代の社長の代からの役員。英次の過去や“イリーガル”としての顔を知る数少ない存在)●あらすじ/中堅電子メーカー・東西電気のトップ交替の隙をついて、大物総会屋・佐土原が新社長のスキャンダルをネタに圧力をかけてきた。この佐土原の背後には、なんと東西電気専務・安達の姿があった! 常務の広江と確執を続ける安達にとって、広江を高く評価する社長は邪魔な存在。つまりは、ライバル・広江を追い落とすため総会屋と手を組んだ安達の陰謀に、新社長は巻き込まれてしまったのだ。秘かに進行するこの計画を察知し、“イリーガル”津田英次が行動を開始する!!(第1話)●その他の登場人物/星野凛子(東西電気開発設計部所属のエリート)、堂島武雄(元・警視庁捜査第四課“マル暴”担当の刑事。現在、外資系企業・GH東京支社の保安部責任者)、堂島 恵(武雄の娘)、勝二(英次の弟分。東京で小料理屋を営んでいる)
イリーガル 2 (いりーがる002)
イリーガル 2
▼第1話/パーフェクト・イミテーション〈前編〉▼第2話/パーフェクト・イミテーション〈中編〉▼第3話/パーフェクト・イミテーション〈後編〉▼第4話/見えざる腕▼第5話/救いの腕▼第6話/暗闘の果て▼第7話/表と裏▼第8話/ショーダウン●登場人物/津田英次(東西電気総務部用度係長。実は会社に降りかかるトラブルを極秘裏に処理する特殊社員“イリーガル”)、星野凛子(東西電気開発課長補佐。電子工学に長ける優秀なハッカー)、芹沢(東西電気相談役。英次の過去や“イリーガル”としての働きを知る数少ない人物)、長谷部澄雄(東西電気社長。英次の義理の弟でもある)●あらすじ/アメリカのコンピュータ会社・デジタルソフト社の副社長、高秀明が東西電気との技術契約のために来日した。重要な契約を前にして、東西電気の重役たちに緊張が走る。そんな時、香港を中心に東西電気のビデオカメラの精巧な模造品が出回っていることが発覚! 「社内に産業スパイが!?」 凛子ら開発メンバーを中心に身辺調査が行なわれるなか、“イリーガル”津田英次は静かに行動を開始する(第1話)。●その他の登場人物/諸井研吾(中堅企業・統海総業社長。かつては広域暴力団の武闘派の幹部だった)
イリーガル 3 (いりーがる003)
イリーガル 3
▼第1話/大組織の片隅▼第2話/バンコクの罠(前編)▼第3話/バンコクの罠(後編)▼第4話/透明な欠陥▼第5話/道を継ぐ者▼第6話/不良債権40億▼第7話/何処へ還る▼第8話/裁かれし者●登場人物/津田英次(東西電気総務部用度係長。実は会社に振りかかるトラブルを極秘裏に処理する特殊社員“イリーガル”)、星野凛子(東西電気開発課長補佐。電子工学に長けた優秀なハッカーでもある)、芹沢(東西電気相談役。英次の過去や“イリーガル”としての働きを知る数少ない人物)、長谷部澄雄(東西電気社長。英次の義理の弟でもある)●あらすじ/東西電気の株価が下落した。東西電気の手形がヤミ金融へ流れたことが原因らしいと知った芹沢は、さっそく英次に手形の所在を調べ、買い戻すように命令する。英次は昔のツテを頼って、ことが公になる前に手形の回収に成功する。しかし、取り戻した手形を調べてみると、ヤミ金融へ売り渡したのは東西電気創業当時からの下請け会社「家田精密」だった。ほかの下請け会社よりも優遇されているはずの「家田精密」が、そこまで追い詰められるのはおかしいと感じた芹沢と英次は凛子に家田精密の経営状況を調査させる。その結果は……(第1話)。
イリーガル 5 (いりーがる005)
イリーガル 5
▼第1話/安達家の人々(前編)▼第2話/安達家の人々(後編)▼第3話/オメガ2000(前編)▼第4話/オメガ2000(後編)▼第5話/君の友達(前編)▼第6話/君の友達(中編)▼第7話/君の友達(後編)▼第8話/今夜は電話で ●登場人物/津田英次(東西電気総務部用度係長。実は会社に振りかかるトラブルを極秘裏に処理する特殊社員“イリーガル”)、星野凛子(東西電気開発課長補佐。電子工学に長けた優秀なハッカーでもある)、芹沢(東西電気相談役。英次の過去や“イリーガル”としての働きを知る数少ない人物)、長谷部澄雄(東西電気社長。英次の義理の弟でもある)、俵田純市(東西電気が誇る天才的科学者) ●あらすじ/東西電気イチのうるさ型・安達専務が朝、会社へ出勤してみると会社の倉庫からパソコンが盗まれているという報告が入る。緊急役員会議が開かれ、どうも内部のものの仕業らしいとわかる。が、安達専務は自分まで疑われたことが気に入らない。一方、英次は芹沢相談役に事件の真相を探るように言われる。凛子と内部調査を進めるうちに、なんと安達専務の息子が浮かび上がってきた。英次は安達専務の息子がヤクザと取り引きしようとしていることを突き止め、そこへわってはいるが…(第1話)。 ●その他の登場人物/安達(東西電気の専務。銀行からの天下りで、普段からなにかと口うるさい)
最終巻
イリーガル 11 (いりーがる011)
イリーガル 11
▼第1話/さすらいソフト(前編)▼第2話/さすらいソフト(後編)▼第3話/大樹の外(前編)▼第4話/大樹の外(後編)▼第5話/羊の如く(前編)▼第6話/羊の如く(後編)▼第7話/この会社の下に(前編)▼第8話/この会社の下に(後編)●登場人物/津田英次(東西電気総務部用度係長。実は会社に振りかかるトラブルを極秘裏に処理する特殊社員“イリーガル”)、星野凛子(東西電気開発課長補佐。電子工学に長けた優秀なハッカーでもある)●あらすじ/津田が裏社会にいたころの舎弟・五郎が、パソコンソフト会社を立ち上げた。だが、五郎たちが作ったソフトに、「そのソフトを使うと極秘情報までもが漏れる」という嫌疑がかけられる。昔の自分と同じく、裏社会との関わりを絶とうとしている五郎の危機に、津田は…(第1話)。●その他の登場人物/芹沢(東西電気相談役。英次の過去や“イリーガル”としての働きを知る数少ない人物)、長谷部澄雄(東西電気社長。英次の義理の弟でもある)、俵田純市(東西電気が誇る天才的科学者)●本巻の特徴/津田の同僚・星野凛子が、新プロジェクトのために外国へ旅立つことになった。津田への複雑な想いを胸に、凛子は…。大幅加筆で感動倍増の最終話は特に必見の完結集!!