PS−羅生門−

シリーズ完結
PS−羅生門− 1 (ぴーえすらしょうもん001) / 矢島正雄(作)/中山昌亮

シリーズ作品

PS−羅生門− 4 (ぴーえすらしょうもん004)
PS−羅生門− 4
▼第1話/カウント0。▼第2話/働く時代。▼第3話/羅生門の募金。▼第4話/大人の恋とストーカー。▼第5話/人を捕らえる事と助ける事。▼第6話/何もない日。▼第7話/羅生門という居場所。▼第8話/留美の女と幸せ。▼第9話/海の匂い。●主な登場人物/紅谷留美(東都警察署刑事課に配属された女性刑事。一人の男の子を持つ未亡人)、黒田勘太(警部補。東都警察署の刑事で、留美とコンビを組んでいる)●あらすじ/ある女子高生がスクーターを運転中、首に巻いていたロングマフラーが隣のトラックの車輪にはさまり、そのまま体ごと巻き込まれて轢かれるという事故が起きた。だが、交通課は「交通事故死ゼロ月間」のノルマ達成のため、「24時間以内の死亡」が「交通事故死者」の条件ということを念頭に、被害者の延命を病院側に懇願。一方、被害者の父親は『明日の卒業式までは生きていて欲しい』と願い、病院側に提案されるまま生命維持装置の使用を了承したのだが……!?(第1話)●本巻の特徴/「事件」とは、誰かの不幸を意味する。その事件とつねに対峙し続けるのが警官という仕事なのだ。そんな中にあって留美は、刑事として、女性として、母として、一条の光を探し求めていく。●その他の登場人物/吉見(東都警察署刑事課長)、紅谷陽平(留美の息子)、町田(黒田の後輩の刑事)
PS−羅生門− 6 (ぴーえすらしょうもん006)
PS−羅生門− 6
▼第1話/疑いの目。▼第2話/正直なプレゼント。▼第3話/5億円の通帳。▼第4話/進むか曲がるか。▼第5話/夫婦という他人。▼第6話/タイミング。▼第7話/愛された部屋。▼第8話/ちっぽけな勇気。▼第9話/日本の風景。●主な登場人物/紅谷留美(東都警察署刑事課に配属された女性刑事。夫を亡くし、一人息子を育てている)、黒田勘太(警部補。東都警察署の刑事で、留美とコンビを組んでいる)、町田(黒田の後輩の刑事。周囲の人望厚く、留美とも親しい仲…!?)●あらすじ/年の瀬も押し迫ったある日、ひとりの幼女が行方不明になった。寝る間も惜しんで捜索する東都署の刑事たちだが、捜査は難航。留美と安全は、犯人が女児の服を買ったり洗濯に出したりする可能性にかける「衣服担当」として乏しい線をたどっていた。聞き込みで訪れたクリーニング屋、証言のあやふやな目撃者。連日の捜査の疲れからか、全ての人間が疑わしく思えてきて…!?(第1話)●本巻の特徴/一人の刑事として日々事件に向き合う留美。だが犯罪に対する考え方の違いから、次第に町田と距離ができはじめてしまい…。●その他の登場人物/吉見(東都警察署刑事課長)、紅谷陽平(留美の息子。保育園児)
PS−羅生門− 7 (ぴーえすらしょうもん007)
PS−羅生門− 7
▼第1話/悪者は誰だ。▼第2話/消えた笑顔(前編)。▼第3話/消えた笑顔(後編)。▼第4話/接見室の笑顔。▼第5話/夢の警察官(前編)。▼第6話/夢の警察官(後編)。▼第7話/繰り返す人々。▼第8話/嘘と誠と虚言癖(前編)。▼第9話/嘘と誠と虚言癖(後編)。●主な登場人物/紅谷留美(東都警察署刑事課に配属された女性刑事。夫を亡くし、一人息子を育てている)、黒田勘太(警部補。東都警察署の刑事で、留美とコンビを組んでいる)、町田(黒田の後輩の刑事。周囲の人望厚く、留美とも親しい仲?)●あらすじ/ある日の捜査で、体を張って強盗団を取り押さえた東都警察署刑事課の面々。しかし、そこに現れた隣の所轄の刑事たちに手柄を横取りされてしまい、安全をはじめとする誰もが悔しがっていた。そんな時、署に帰って来た留美たちは、拾った財布を届けにきた女の子・まゆみと出会う。「将来はオマワリさんになりたい」と語る少女の姿に感動すら覚える刑事たち。しかし、まゆみの住所が隣の所轄であることが判明し…!?(第1話)●本巻の特徴/被害者・容疑者だけでなく、犯罪は家族などその周囲の人間をも傷つける。そんな場面を目の当たりにした留美は…。●その他の登場人物/吉見(東都警察署刑事課長)、紅谷陽平(留美の息子。保育園児)
PS−羅生門− 8 (ぴーえすらしょうもん008)
PS−羅生門− 8
▼第1話/立て籠る男(前編)。▼第2話/立て籠る男(後編)。▼第3話/扉の向こう側。▼第4話/孤独な闘い(前編)。▼第5話/孤独な闘い(後編)。▼第6話/留美の帰還。▼第7話/迷いの時。▼第8話/河の中の捜索(前編)。▼第9話/河の中の捜索(後編)。●主な登場人物/紅谷留美(東都警察署刑事課に配属された女性刑事。夫を亡くし、一人息子を育てている)、黒田勘太(警部補。東都警察署の刑事で、留美とコンビを組んでいる)、町田(黒田の後輩の刑事。周囲の人望厚く、留美とも親しい仲?)●あらすじ/カッターナイフを片手に、コンビニにやって来たひとりの男。無表情のままレジの女性に刃を向け、店員2人を人質にして立て籠りを始めた。通報を受け現場に駆けつけた留美たちは、犯人の特定と並行して人質に関する聞き込みを開始する。一方、何の要求も出さず、虚ろな眼で外を眺めるだけの犯人は、人質に対して「世の中が変だと思ったことありませんか?」とつぶやいて…(第1話)。●本巻の特徴/日々起こる犯罪に、人のあり方、そして罪とは何かを問う警察署物語!! 重厚な前後編を、3編も収録!!●その他の登場人物/吉見(東都警察署刑事課長)、紅谷陽平(留美の息子。保育園児)
最終巻
PS−羅生門− 9 (ぴーえすらしょうもん009)
PS−羅生門− 9
▼第1話/こんな時代だから。▼第2話/冬の花。▼第3話/遺族の想い(前編)。▼第4話/遺族の想い(後編)。▼第5話/元警察官の日々。▼第6話/一瞬の迷い。▼第7話/警察官の仕事(前編)。▼第8話/警察官の仕事(中編)。▼第9話/警察官の仕事(後編)。●主な登場人物/紅谷留美(東都警察署刑事課に配属された女性刑事。夫を亡くし、一人息子を育てている)、黒田勘太(警部補。東都警察署の刑事で、留美とコンビを組んでいる)、町田(黒田の後輩の刑事。周囲の人望厚く、留美とも親しい仲?)●あらすじ/張り込み現場へ向かう車中、年始だというのに暗い表情で町を行き交う人々を見つめ、「この先良い事なんてあるんですかねぇ」などと愚痴をこぼす野原。いつもと違ってネガティブな発言が多い彼の態度に、同行の留美も心配顔である。そして車は、逃亡中の指名手配犯・安川猛の自宅前に到着。そこでの張り込み中に野原は、「3日前に警察手帳を紛失してしまった」という衝撃的事実を留美に告げるのだが…!?(第1話)●本巻の特徴/3年半に渡ってビッグコミックオリジナルに連載されてきた本格警察署物語、ついにフィナーレ! さまざまな人間と向き合ってきた留美は、自らの人生に“幸せ”を見出だせたのか…!?●その他の登場人物/安全(元・愚連隊の刑事。麻薬がらみとなると暴走する)、野原(パンサーと呼ばれている刑事。足が速い)、土橋(借金と呼ばれている刑事。1億超の借金がある)、弓坂(息子を殺された過去を持つ刑事)、吉見(東都警察署刑事課長)、江守サチ(鑑識課の元気な女の子)、紅谷陽平(留美の息子。保育園児)、紅谷悟(留美の義弟。陽平が通う保育園の保育士)