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電子書籍 よむるん
朝日新聞出版
伊藤潤二コレクション
伊藤潤二コレクション
著者
:
伊藤 潤二
出版社
:
朝日新聞出版
ジャンル
:
一般向けコミック
/
ホラー
掲載誌
:
レーベル
:
朝日コミックス
シリーズ作品
富江(伊藤潤二コレクション 1)
クラスメートの川上富江がバラバラ死体になって発見された。教室で担任の高木が事件の話を説明していると、死んだはずの富江が入ってきた。「と…富江!」動揺を隠せない高木や生徒たち。実は皆が動揺するのは、驚きのある理由が隠されていた……。ホラー漫画界の鬼才・伊藤潤二が誕生した記念すべきデビュー作であり、代表作の第1話!
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富江 PART2 森田病院編(伊藤潤二コレクション 2)
教師の高木が療養所から逃げ出した。高木は女子高生バラバラ殺人事件で死んだはずの生徒・富江の幽霊を見て、精神がおかしくなっていた。一方、森田病院では腎臓を患う雪子をボーイフレンドの正が見舞っていた。2日後、麗子という高慢だが、美しい女が正と別れるように迫る。麗子は富江とうりふたつの顔をしていて……!?
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富江・地下室(伊藤潤二コレクション 3)
森田病院では妙な噂が流れていた。患者の腹部から腎臓を摘出したところ、その腎臓には手足があって、そのバケモノは地下室にあるというのだ。入院中の佐藤はその噂を突き止めるべく、地下室へ向かうと、医者たちが何やら話していた。どうやら噂は本当のようだった……。
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富江・写真(伊藤潤二コレクション 4)
高校で写真部に所属する月子は、片思いをする友人たちにお目当ての男子の写真を撮って、販売していた。自身も憧れる山崎先輩の写真を撮っていると、転校してきたばかりの川上富江が風紀委員として現れて……。
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富江・接吻(伊藤潤二コレクション 5)
富江が首を切られてバケモノになった現場に居合わせた月子は今も悪夢にうなされた。富江の下僕となった風紀委員の太地と木股は富江の命令で月子を殺そうとする。そこへ富江に翻弄される山崎先輩もやってきて、富江に会いたいと言う……。富江に惑わされた男たちは破滅の道へとひた走るのだった。
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富江・屋敷(伊藤潤二コレクション 6)
富江にまつわる事件で町を出た月子は親友・道子からの手紙で山崎先輩が行方不明になっていることを知る。道子にくわしい話を聞くために家を出た月子の前に現れたのはなんと富江! 山崎先輩は富江の家にいると言われ、ついていった月子だったが、それは富江の罠だった。
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富江・復讐(伊藤潤二コレクション 7)
雪山で登山をする浜口をリーダーとする谷村と土井の一行。山小屋へ急いでいると、岩の窪みから裸の女性の上半身が出ているのを発見する。動き出した裸の女に驚いた土井は滑落してしまう。その女に「ああ…寒い…あなたの着てる物を着せて…」と懇願された浜口は服をすべて渡してしまう。極寒の雪山に突然現れた美しい女に男たちは翻弄されていくのだった。
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富江・滝壺(伊藤潤二コレクション 8)
山奥の小さな村にある滝は自殺の名所と最近言われるようになっていた。それはある奇妙なセールスマンが村に現れたことが発端だった。その男は畑に埋めるとかわいい女が生えてくると言って、妙な包みを売っていた。村人たちはその男を追い払う時に、その包みを滝壺に捨てさせたところ、自殺者が相次ぐようになり……。
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富江・画家(伊藤潤二コレクション 9)
美しい女性を描く新進画家として注目を集めていた森光夫は自身の個展で、息を飲むほど美しい少女に出会う。自宅でいつものようにモデルのナナを描いていると、高らかに笑いながらあの時の少女が現れた。ナナを悪しざまに追い出して、自分がモデルにしろと少女は言う。「私? トミエっていうのよ」
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富江・暗殺(伊藤潤二コレクション 10)
「あのいまいましい女をこの世から抹殺してちょうだい」少女が男にナイフで襲われた現場に居合わせた哲夫はその少女を部屋へ連れていくと、少女は暗殺者に命を狙われていると言う。その後、彼女の遺言どおり、哲夫は少女の遺体を山に埋めに行くのだが、土の中から「ギャッ」という声が聞こえて……。
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富江・毛髪(伊藤潤二コレクション 11)
父親の書斎で桐箱に入ったこの世のものと思えない美しい毛髪を見つけた千絵。それ以来、学校から帰るとその髪を眺めながら、髪の主はどんな女性か夢想した。髪が長くなっていることに気づいた千絵は友達の美貴に相談する。美貴が毛髪を1本頭につけたところ、抜けなくなり、千絵も同じ羽目に。数週間後、髪を触りながら目を閉じるとホクロのある美少女のイメージが浮かび……。
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富江・養女(伊藤潤二コレクション 12)
資産家の老夫婦の引き取られた養女が死んだ。死因は不明だが、全員死んでいるため、町内では老夫婦がいびり殺したのではと噂されていた。ある日、庭に倒れていた富江という少女を保護した老夫婦はそのまま引き取ることに。次第に高価なものや高級食材をねだるようになった富江は本性を現わすようになり……。
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富江・小指(伊藤潤二コレクション 13)
男ばかりの4人兄弟の新しい母親として、富江という美しい女性がやってきた。その女が来てから、3人の兄たちは富江を女として見るようになり、富江も気を引くそぶりをするように。父はそれが原因なのか、自殺。末っ子の弘也はそれを冷ややかに見ていた。そのうち弘也まで誘惑するようになった富江だったが弘也は徹底的に無視した。嫉妬した兄たちは彼を地下室に閉じ込め、ついには惨劇が……!
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富江・少年(伊藤潤二コレクション 14)
海辺の洞窟で少年・サトルは顔も体も傷だらけの美しい女性に出会う。「かわいい坊や…こっちへいらっしゃい」その日を境にすこやかだったサトルは、家から食品や服を持ち出し、顔色も悪くなって夜泣きをするようになる。心配した母親が海辺を見に行くと……!?
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富江・もろみ(伊藤潤二コレクション 15)
富江を愛しすぎた石塚は富江を殺し、ミンチになるまでつぶすという衝動にかられていた。富江を取り合い仲たがいしていた友人・長岡を呼び出し、惨状を見せる。石塚が言うには富江はミンチになった肉塊は増え続けて、それぞれが元の姿に戻ろうしているからつぶすのだと。確かに富江の匂いがすると長岡はミンチになった肉を見て、あることを思いつく……。
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富江・ベビーシッター(伊藤潤二コレクション 16)
ある夫婦から赤ん坊・マリナの世話を頼まれた衿田は、家に着くなり、マリナと一緒に部屋に閉じ込められてしまう。夫婦が言うにはマリナの見た目でたいていの人は逃げ出すのだそうだ。おそるおそる、おくるみをめくると心臓から頭が生えたような物体が。一方、近所では不審火による火事が起きていた。サイレンの音を聞くと、マリナは大きな声で泣き出し……。
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富江・ある集団(伊藤潤二コレクション 17)
梅原は最愛の恋人・尚子を病気で亡くし傷心だった。友人の宮川は彼を元気づけようとある集会に誘う。その集会は大きな部屋の一室に血色ばった男たち何十人もいて、富江という女性が現れた途端、彼女の名を呼び、かしずき、称賛の言葉を口にするという彼女を信奉する奇妙な会だった。不審に思う梅原を見た富江は彼に興味を持ち……。
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富江・通り魔(伊藤潤二コレクション 18)
誰もがかわいいと認める小学生・アヤカは姉の保子が恋する雪夫に接近していた。非難する保子に「お姉様も私みたいに綺麗に生まれれば」とあざ笑う。悔しがる保子だったがある日友人からアヤカそっくりの美少女の存在を教えられて見に行くと……。
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富江・トップモデル(伊藤潤二コレクション 19)
端正な顔立ちのトップモデルのリョウは、狙った女性はすべてものにしてきたが、そんな日常に飽き飽きしていた。ある日、彼好みの超美形の富江という女性を紹介してもらうと、一発で彼女の虜に。愛の告白をすると、彼女は「私の美しさから見たら下の下よ」と無下な態度を取られてしまって……。
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富江・老醜(伊藤潤二コレクション 20)
3人の富江の住む町は異様な空気に包まれていた。3人はお互いを殺そうと刺客をそれぞれ放っていた。富江のひとりであるアヤカの家には、ナイフを持った男が押し入り、父母を殺してしまう。ついには家まで放火されることに。もうひとりの富江である舞はアヤカが放った刺客によって殺される。残るはアヤカと美穂、ふたりの富江の戦いが始まった……。
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楽しい夏休み(伊藤潤二コレクション 21)
釘少年・双一シリーズ第1弾!! 夏休みに田舎の親戚を訪ねた路菜と兄の裕介。歓迎され楽しい時間を過ごすのだが、親戚の末っ子・小学5年生の双一は違っていた。鉄分を補給するためと言っていつも牙のように釘を口にくわえる双一。ある日、路菜に腹を立て、「ホラーな目にあわせてやる……」と謎の言葉をつぶやき怪奇現象を起こし始める??。
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楽しい冬休み(伊藤潤二コレクション 22)
冬休みに失恋傷心旅行に出た弓子は、何気なく降りた駅で少年・双一に旅館への道をたずねる。指示どおりに行くと、いくつもの呪いの藁人形が打たれた林へと迷い込み、弓子は思わずその一体に釘を打ってしまう。その現場を双一に見られ池に落ちた弓子を助けたのは、双一の兄・公一だった。そして、弓子の首には何者かの歯型が。なぜ……。
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双一の楽しい日記(伊藤潤二コレクション 23)
1年ぶりに親戚の家を訪ねた路菜と裕介。双一が悪さをするのはかまってほしいからだと考えた路菜は、真っ先に双一の部屋へ向かう。そこにいたのは、以前釘が突き抜けた頬から不気味な触手が生えた双一の姿だった!! 今回も路菜の身に次々と災いが降りかかり、対抗するため路菜は双一の日記を入手する。だが、その内容があまりにも不気味で??。
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双一の家庭訪問(伊藤潤二コレクション 24)
夏休みのある日、双一の担任教師がやってきた。小学校での双一の生活態度を心配する柳田先生。疎まれても熱心に通う柳田に次第になついていく双一だが、それ反してなぜか柳田は衰弱していく。心配した路菜と話した柳田は、双一が想いを寄せている女子・安城百合子を呼び出すという作戦に出るが……。なぜ柳田は次第に衰弱していくのか? その秘密は屋根裏に??!!
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布製教師(伊藤潤二コレクション 25)
双一の担任教師・柳田の様子がおかしい……。まともな授業を行わず、双一と釘の飛ばし合いに興じる始末。しかも、見た目がまるでぬいぐるみのようで明らかにおかしい。不審に思ったクラス委員の若山とその仲間たちは、安城百合子の証言で双一の家を張り込み、屋根裏に忍び込む。そこにいたのは!? どんどん衰弱していく若山……屋根裏と双一の秘密とは??!?
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双一の誕生日(伊藤潤二コレクション 26)
不気味で不吉であまのじゃくな小学生、双一の出生の秘密に迫る! 双一はいったい誰に似たのかという路菜の疑問に、祖母にそっくりだと言う双一の家族。祖母は双一には双子の双二という弟がいると主張し、祖母にしか見えない双二と共に行方不明になったままだった。路菜と双一の誕生日の夜、押し入れの戸を開けるとそこには正座する祖母が!! 毎年、双一の誕生日の夜、双二とともに帰ってくるというのだが……!?
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双一の勝手な呪い(伊藤潤二コレクション 27)
双一が藁人形で誰かに呪いをかけた夜、路上で倒れている別のクラスの男子が発見された。翌日、教室で自分のすごさを独り言のようにつぶやく双一を不気味がる女子達。同級生の黒田と秋山の大ゲンカをおもしろがる双一は、ある呪いを思いつく。その晩いつもの杉林で、双一は人形の身体を土の中に埋めると、翌日黒田が行方不明になってしまった。そして、杉林には意外な人物が??。
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四重壁の部屋(伊藤潤二コレクション 28)
屋根裏からの騒音が原因で試験勉強に集中できない双一の兄・公一のため、父親は建築会社に防音工事の依頼をする。翌日、ちょっと奇妙な雰囲気の大工が家へやってくる。突然柱に釘を打ち始めた双一の釘打ちをべた褒めする大工が仕上げた部屋は、四重構造の窓のないとても静かで狭い部屋だった。公一が勉強を始めると、壁の外から双一の妨害が始まった! 四重構造の部屋で、兄弟の恐怖の追いかけっこが始まる??!!
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棺桶(伊藤潤二コレクション 29)
双一たちの祖父が亡くなり葬儀に参列するため双一の家を訪れた路菜一家。双一の兄・公一は、祖父が亡くなる直前に自分が入る棺桶を元気に手作りしていたと言う。それを見た双一に「自分用にも西洋風の棺桶を作ってほしい」とねだられ、制作していた途中の死だった。祖父の遺体を手製の棺桶に入れる際、双一は祖父に向かって不気味な呪文を繰り返す。それは、死者を生き返らせる呪文だと言うのだが……。
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噂(伊藤潤二コレクション 30)
双一の同級生・みどりは、自分がクラスで一番かわいいと自負している美少女。そして、双一のことをとても不気味がっていた。ところがある時から、双一のいい行いの噂が学校中に広がり不思議がっていると、偶然、双一が自分のいい噂を流す現場に遭遇してしまう。同級生たちに噂の真相を暴露された双一は、みどりへの復讐を開始する……。みどりの運命は!? 世にも不気味なファッションモデル淵さんと双一が共演??!!
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死びとの恋わずらい 第1話・四つ辻の美少年(伊藤潤二コレクション 31)
四つ辻に立って、最初に通りがかった人に自分の恋がうまくいくか占ってもらう「辻占」。この辻占をめぐって、ひとりの美少年が話題になっていた。深い霧が立ち込める日、背が高く、真っ黒い服を着て、ゾッとするほど冷ややかな美しさをもった少年が四つ辻に現れる。しかし、四つ辻の美少年に出会った女たちは皆、悲劇的な最後を迎えてしまうという……。
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死びとの恋わずらい 第2話・悩む女(伊藤潤二コレクション 32)
「ねえ、私どうしたらいいと思う?」。女は不倫相手との関係で悩んでいた。おなかにいる、あの人の子供をどうすればいい? 子供を堕ろせと彼が言うけれどどうすればいい? 水子の供養はどうすればいい? 彼が別れを切り出したけれど、どうすればいい? 女の悩みはエスカレートしていき、やがて恐ろしい事件を引き起こし、最悪の事態を迎える。
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死びとの恋わずらい 第3話・影(伊藤潤二コレクション 33)
四つ辻に、見るも無残な姿となった田中鈴枝の亡霊が現れた。彼女は四つ辻の美少年に深田龍介との恋を占ってもらった結果、自殺してしまった少女だった。鈴江の幽霊が、龍介を「四つ辻の美少年」と呼んだことから、町の女たちは、狂ったように龍介を追いかけはじめるのだが……。
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死びとの恋わずらい 第4話・絶叫の夜(伊藤潤二コレクション 34)
四つ辻に現れる美少年。彼の言葉には恐ろしい魔力が宿っていた。美少年に何か言われると、女たちはその通りに行動してしまうのだ。にもかかわらず、四つ辻の美少年に群がる女たち。「四つ辻の美少年さま!」「死ぬほど好き!」「この恋は実るのでしょうか!?」。女たちの質問に対し、美少年は恐ろしい言葉を投げかける。
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死びとの恋わずらい 余話・白服の美少年(伊藤潤二コレクション 35)
四つ辻の美少年は、人目をはばかることなく現れるようになった。彼の周囲には、彼の言葉によって命を落とした女の亡霊たちがまとわりつき、夜な夜な嬌声をあげ、人々を脅かしていた。そんな町に、一人の白い服を着た美少年が現れて……!?
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怪奇ひきずり兄弟 第1話・次女の恋人(伊藤潤二コレクション 36)
得体のしれない奇妙な引摺家6人兄弟の中で、唯一美しい容姿の次女・成美。他の兄弟たちが嫌いで、先輩の家にころがりこんだ成美だったが、連れ戻されてしまう。兄弟たちとの生活に嫌気がさした成美は、ついに自殺しようと、灯油をかぶりライターに火をつけた!?
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怪奇ひきずり兄弟 第2話・降霊会(伊藤潤二コレクション 37)
得体のしれない奇妙な引摺家6人兄弟の長男・一也は、公園で心霊写真を撮っていた美女・サチヨに出会う。サチヨを気に入った一也は、引摺家主催の降霊会にサチヨを招待した。降霊会が始まり、亡くなった両親を呼び寄せようとする引摺家の兄弟たち。やがて何かに取りつかれたかのように、次男・四五郎の様子がおかしくなっていく……。
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幻痛屋敷(伊藤潤二コレクション 38)
資産家の屋敷で住み込みで働くことになったある男。男の仕事は屋敷のひとり息子の世話なのだが、その息子は奇病に侵されていた。四肢を切断した患者の、あるはずもない手や足が痛みだす「幻肢痛」という病に似ているのだが、息子の場合、痛みを感じる場所が屋敷全体に及んでいた。やがてその奇病は、息子の世話をする人々の痛覚すらも狂わせていく。
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あばら骨の女(伊藤潤二コレクション 39)
「手術で余分なあばら骨を撮っちゃえば?」。兄の恋人・留璃子の美しい腰のくびれに憧れていたユキは、友人から美容整形手術をすすめられる。ある日、ユキは両耳をおさえて道にうずくまる留璃子を見つける。「気味が悪いメロディが聞こえてくる」と青ざめた表情の留璃子。音のする方をたどっていくと、公園で一人の女がハープのような楽器を弾いていた。それから数日後、留璃子は変わり果てた状態で発見される……。
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リアルウンコノオモイデ(伊藤潤二コレクション 40)
潤二少年が秋祭りの露店で見つけたもの、それはあまりに精巧に作られたウンコのおもちゃだった! 潤二少年の甘酸っぱい少年時代の思い出をのぞいてみてください。 注)4ページの短編コミックです。
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バイオハウス(伊藤潤二コレクション 41)
社長秘書の久保田はトカゲの唐揚げなど悪食が趣味。実は社長も同じ趣味を持っているが、それは常軌を逸したレベルだった。屋敷に招待された久保田が見たものとは!? 「富江」で衝撃的なデビューを飾った伊藤潤二が、初めてプロという立場で描いた受賞後第一作!
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顔泥棒(伊藤潤二コレクション 42)
転校してきた由美のクラスには、血は繋がらないがまったく同じ顔の少女がいた。聞けば亀井という少女は、気に入った人のそばにいると顔が変化してそっくりになるという特異体質を持っているという。そして亀井は由美へつきまといはじめ……。美と怪物性の同居という伊藤潤二永遠のテーマがモチーフとなった初期の代表作。
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睡魔の部屋(伊藤潤二コレクション 43)
夢の中のもうひとりの自分が現実世界に出てくるのを防ぐため、丸3日も眠っていない雄二。心配した恋人マリが眠る雄二を見張っていると、口の中から雄二の身体が裏返ろうとしていた……。ありえない奇想を驚異的な画力で漫画化するという伊藤潤二作品の魅力が堪能できる一作。
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悪魔の理論(伊藤潤二コレクション 44)
告白が成功したと喜んでいた和美が1時間後、校舎の屋上から飛び降り自殺をした。デートの様子を盗み聞きしようとこっそり録音していた岡森が、謎の1時間に何があったのか録音を確かめてみると、そこに録音されていたのは……!? 注)10ページの短編コミックです。
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屋根裏の長い髪(伊藤潤二コレクション 45)
ふられた恋人に言われるまま伸ばしていた長い髪を切ってしまおうと、妹にハサミを頼んだチエミ。しかし妹が部屋を空けた数秒の間に、チエミの首は何者かに切り取られ持ち去られてしまったようだ。一方、チエミをふった元カレの家には不審な電話がかかる。電話口からは「ギッギッギッ」「キュッ」の音だけが。チエミの歯ぎしりの音のようで……!?
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シナリオどおりの恋(伊藤潤二コレクション 46)
小劇団の脚本家・高橋は新人女優に次々と手を出すことで悪評が高かった。しかし香織はいくら友人から忠告を受けても、考えを変えずに高橋を受け入れる。やがて新しい恋人ができた高橋は、脚本とビデオテープを携えて香織の家へと向かうのだが……。
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リ・アニメーターの剣(伊藤潤二コレクション 47)
大物政治家・曽我が死んだ夜、妖しげな客が曽我の死体へ剣を刺すと、なんと曽我が生き返ってしまう。男は雇われた死体蘇生者だったのだ。後日、死体蘇生者の男と再会した孫の啓二は、男から驚愕の事実を語られる……。
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父の心(伊藤潤二コレクション 48)
遠堂家の子供たちは、皆、偏頭痛を持ち、発作直後に異常行動を起こすという共通点を持っていた。友人の司は遠堂栄一の相談を受けていたが、栄一の異常行動は本人も知らぬ間に次第にエスカレートしていき、やがて恐ろしい悲劇を呼んでしまう。司は遠堂家の秘密を突き止め、対峙することになるのだが……。
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耐えがたい迷路(伊藤潤二コレクション 49)
他人の視線が気になり登校拒否になってしまった小夜子。心配した友人の法子は、気分転換に登山に誘うが、とある宗教団体の修行場へと迷い込んでしまう。精神修養のため修行に参加したふたりは、やがて兄を追って潜入したという少女に出会い……。閉所恐怖症や視線恐怖症の方は、閲覧要注意!
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サイレンの村(伊藤潤二コレクション 50)
数か月ぶりに山奥の寒村に帰ってきた京一。しかし村の様子は一変しており、父母や幼なじみ・サユリも様子がおかしい。そして夕暮れ時に徘徊するサユリを呼び止めると、どうやら耳が聞こえないようで、「サイレンが鳴る」とパニックになって立ち去ってしまう。異変はますます濃くなっていき、空には巨大な影が現れる。それは蝙蝠というよりまるで悪魔のようで……。ホラーゲーム『SIREN』にも多大な影響を与えたといわれる初期の傑作。
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いじめっ娘(伊藤潤二コレクション 51)
裕太郎と遊びたい栗子は、自分になついていた直哉が次第にうとましくなり、意地悪をしはじめる。しかし泣きながらも離れようとしない直哉の様子を見ているうちに、栗子の中には邪悪な悦びが芽生えていき……。悲劇の果てに待ち受ける哀しみと狂気、それが最終ページで圧倒的な恐怖へと変化するサイコスリラーの傑作。
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脱走兵のいる家(伊藤潤二コレクション 52)
阿寺の家の土蔵には友人の古川が脱走兵として匿われていた。しかし戦争は8年も前に終わっている。実は阿寺は復讐のため、いまだ戦争が続いていることにして古川を束縛し続けていたのだ。そして花火大会の夜、空襲のふりをして古川を驚かせようとする阿寺だったが……。
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路地裏(伊藤潤二コレクション 53)
下宿を決めた家には、かわいい中学生の娘がいた。楽しい下宿生活の予感に胸を膨らませる石田。しかし、毎夜、部屋の外から聞こえてくる子供たちの騒ぎ声に悩まされることに……。調べてはいけない、声の主の正体を。知ってはならない、染みの秘密を……。
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ファッションモデル(伊藤潤二コレクション 54)
不気味な風貌、なのにファッションモデルの人気キャラクター「淵さん」が登場! 喫茶店で岩崎が手にした雑誌に載っていたのは、あまりにも不気味なモデル。なんとそのモデルが、岩崎が所属する映画サークルのヒロインに応募してきた!? それは予想だにしない恐怖の始まりだった……。
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落下(伊藤潤二コレクション 55)
原因不明の自殺者が相次ぎ、不穏な空気に包まれている町。自殺者たちはみな同じように「この町に何かが起こる」という遺言を残しているという。首を吊って自殺未遂をした妻はうわごとを繰り返す。「怖い…怖い…なぜ死なせてくれなかったの?」
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相部屋(伊藤潤二コレクション 56)
車同士の衝突事故で病院に運ばれた女性。相部屋になった女性たちは、どこか不気味な雰囲気がただよっていた。おまけに交通事故の相手も同室で、責任はそちらにあると不満をぶつけてくる。ケガのせいか、頬のあたりがチクチクする……。
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旅館(伊藤潤二コレクション 57)
突然勤めを辞めて、自宅で旅館を始めると言い出した父親。ご先祖様が夢枕に立って、ここを掘れば温泉がわき出るはずだと言ったという。取り憑かれたかのように穴を掘り進める父は、ついに……!
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許し(伊藤潤二コレクション 58)
愛する女性・美鈴との結婚の許しを得るために彼女の家に通う恭介。しかし、何度通っても彼女の父親は強硬な態度を崩さない。我慢の限界を超えて別れることにしたが、「君と妹との結婚を望んでいる」と美鈴の兄が訪ねてきて……。
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煙草会(伊藤潤二コレクション 59)
教師に隠れて煙草会を開催する少年たち。それは普通の煙草ではない、他ではちょっと味わえない特別な煙草だという。「吸うべきではない煙を吸ったような……すごく…暗い味がする……」
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黴(伊藤潤二コレクション 60)
新築の家を建てたとたんに海外勤務になった不運な男。生徒から「カビ」と呼ばれていた中学時代の理科の教師に、その家を貸さなくてはならないはめに……。1年ぶりにわが家に帰ると、飼い犬は逃げており、家はカビだらけで……!?
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道のない街(伊藤潤二コレクション 61)
クラスメートの岸本が最近、夢に出てくるようになった理由は? 異常な行動をとるようになった家族、変異する街、切り裂きジャック……。悪夢のような幻想的なストーリーに引き込まれること間違いなしの名作!
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記憶(伊藤潤二コレクション 62)
私は本当に美しい。でも、この顔は本物なのだろうかと、いつも不安がつきまとっていた。それは7歳から14歳までの記憶が抜け落ちているからなのだろうか。残っているのはわずかな記憶。それは、鏡を見る悲しげな自分……。
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アイスクリーム・バス(伊藤潤二コレクション 63)
子供達だけが乗れるアイスクリームバスは、バスの中でアイスクリームが食べ放題! アイスクリームを売るのは、奥様達も頬を赤らめるほどの妖しげな美青年。アイスクリームバスに夢中になる子供達は次第に……。
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赤い糸(伊藤潤二コレクション 64)
理想の彼女に振られた高校生・石井の体に突然異変が起こる。知らぬ間に手首に赤い糸が縫いつけられていたのだ。カッターで切ろうとしても鋼のように固く、切れない。やがて赤い糸の縫い傷は体中に広がり始める。とまどう石井。彼を奇異な目で遠巻きにながめる周囲。そしてついに糸は……!
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中古レコード(伊藤潤二コレクション 65)
タイトルも歌手の名もわからない謎のレコードから流れる歌に魅了された少女。その歌は歌詞がなく、今まで聞いたこともない曲。少女は友人からレコードを奪い、持ち主だった友人を殺害してしまう。プレーヤーを探してあちこちを訪ねるうちに少女は、レコードの存在を知る男たちにつけ狙われ……。
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贈る人(伊藤潤二コレクション 66)
町の人々に十数年間も不気味な木彫りの人形を配り続けている青年がいた。人々から拒絶されながらもそれをやめない青年を、久々にこの地を訪れた催眠術師が目撃する。彼は、かつて自分が催眠暗示をかけた息子だった。青年を監視し催眠術師が導きだした驚くべき仮説とは?
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橋(伊藤潤二コレクション 67)
祖母から助けを乞う電話を受け、加奈は祖母がひとり暮らす田舎へ向かった。その夜、祖母の名を呼ぶ幽霊たちが家を取り囲む。それはかつてこの村で行われていた奇妙な葬儀が原因だった! 祖母が語る衝撃の過去。そして加奈が目にするのは!?
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サーカスが来た(伊藤潤二コレクション 68)
衝撃の玉乗り! ありえない綱渡り! 笑えないナイフ投げ! 火吹き男に人間ロケット、猛獣使いたちの惨劇! そして空中ブランコを演じる美少女と彼女を見つめる少年の運命は? 伊藤潤二流サーカスが小さな町にやってきた!
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蜂の巣(伊藤潤二コレクション 69)
蜂の巣集めが趣味の男・高野と、最近その彼女になった依子。ふたりの前に現れた不思議な少年は、民家の軒先から素手のまま蜂の巣を持ち去る。それが事件の始まりだった。やがて少年の妖しげな力と見事な蜂の巣コレクションを目にした高野は……。
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地図の町(伊藤潤二コレクション 70)
路地のいたる所に道標や地図が点在する奇妙な町を訪れた新婚夫婦。住人によると、ここは住む者の方向感覚を恐ろしく狂わせる呪われた土地だった。それを信じようとしないふたりはやがて、町からの恐怖の逃亡劇を演じることになり……。
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首のない彫刻(伊藤潤二コレクション 71)
「芸術に顔は必要ない」との持論を持つ高校の美術教師が殺された。そしてその死体には首がなかったという。今、数多くの首のない彫刻に囲まれた女子高生の留美は、せまりくる悪夢のような光景の中、事件の真相を知る……。
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薄命(伊藤潤二コレクション 72)
ある日を境に、千鶴は徐々に美しく変貌し始めた。本人はとまどいながらもそれを受け入れ、周りの者たちはざわついていたが彼女は突然死んでしまう。その後、高校の女子生徒が次々と美しく変貌した後、死亡する事件が相次ぐのだが……。
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寒気(伊藤潤二コレクション 73)
隣家に住む引きこもりの少女の腕に無数の穴があいているのを目撃した裕史は、友人の英夫にそれを打ち明ける。そして裕史と英夫は、亡くなった裕史の祖父の恐るべき日記を見つける。そこには謎の彫板の呪いについての記述が……。
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案山子(伊藤潤二コレクション 74)
とある町の墓地で奇妙な現象が続発していた。近くにあった案山子を娘の墓の前に立てたところ、日ごとに案山子は男の亡くなった娘の容貌に変化していったのだ。それを知った町民たちはこぞって案山子を墓に立てるのだが……。
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遺書(伊藤潤二コレクション 75)
誰に向けたものかわからない呪いの言葉をつづった遺書を残して自殺した妙子。姉の浩子は、自殺の原因について心当たりがないか妙子の友人に尋ね、仲の悪かった同級生がいたことを知る。その夜、浩子の家に血まみれの妙子の幽霊が現れ……。
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超自然転校生(伊藤潤二コレクション 76)
超常現象を愛し、探究する「超自然同好会」を結成している男女4人の高校生たちは、今日も柴山のスプーン曲げを見て楽しんでいた。そんな彼らの学校に、束野というちょっと変わったひとりの転校生がやってきた。彼はすぐに学校になじみ、超自然同好会の仲間に入りたいと言う。しかし、束野がやってきてから、奇妙なことが起き始める。もしかして、彼が現れたから町に異変が起き始めたのではないのか……?
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うめく排水管(伊藤潤二コレクション 77)
美少女・令奈にまとわりつく滑井という男。不潔で臭く汚らしいと令奈は忌み嫌ってるのだが、今日も待ち伏せされ、髪を触られた。おお、嫌だ、シャワー浴びなきゃ。令奈の母は潔癖症で、少しの汚れも許さず、家政婦に徹底的に掃除を言いつけ、排水管の業者にも容赦はしない。令奈の妹・真理は「一度、滑井を家に連れてきてお母さんに会わせたら」と、勝手に滑井を連れてくるが……。ラストの衝撃的なコマは必見!
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血玉樹(伊藤潤二コレクション 78)
山中で車の事故を起こした安西と加奈は、助けを呼びに民家を探すことにした。途中、不気味な子供たちに襲われる。彼らは噛みついて血を吸おうとしたのだ! 子供たちから逃れたふたりは集落を見つけるが、人気はなくあちこちに赤いシミが……。ようやくひとりの男が住む館を見つけ、泊まらせてもらうことにしたが、その男から、ある女性の思い出話を聞かされる。「彼女は孤独な女性で、みんな、自分を避けていくと考えていました。自分の体から血さえ逃げていくと」
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首吊り気球(伊藤潤二コレクション 79)
言わずと知れた伊藤潤二作品、傑作中の傑作。和子のクラスメイトでアイドルタレントでもある輝美が衝撃的な自殺をした。マンションの外壁に自分を晒すようにして首を吊って。そして輝美の熱狂的なファンたちが次々、後追い自殺する。しかもそのほとんどが首吊り自殺だった。さらに、輝美の幽霊が現れるという噂が広まる。目撃者の証言によると、輝美の首だけが空に浮かんでいるというのだが!?
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あやつり屋敷(伊藤潤二コレクション 80)
治彦の父はあやつり人形劇の一座を率いている旅興行師だ。一座といっても治彦のほかには兄の雪彦、妹の夏美だけ。母は貧しい稼業を嫌ってとっくに逃げ出していた。雪彦は魔術師の人形・ジャン・ピェールをあやつっていたが、父に不信を抱きはじめ、家出をする。そして父も病で亡くなってしまうのだった。しばらくして兄の幸彦から手紙が届いた。兄を訪ねていくと立派な屋敷が。ところが玄関に出迎えたのは、天井から吊られたジャン・ピェールで……!?
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肉色の怪(伊藤潤二コレクション 81)
幼稚園に勤める百子は夜道で何者かに、妙な液体をかけられた。最近、類似の通り魔事件が起きているそうだ。幼稚園では問題児の川辺チカラが、また子供たちをいじめている。チカラは不気味な風貌をし、あちこち破りまくるという乱暴な言動で、百子たちも手を焼いていた。チカラを迎えに来た美しい叔母、そして家で待っていた母親もとても美しいのだが、どこか奇妙だ。家の中の壁紙はびりびりに破れている。何か変だ、この家は……。???意表を突く展開に読者はついてこれるか?
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異常接近!(伊藤潤二コレクション 82)
ジャンボ機が消息を絶ったというニュースが流れた。あれには友人の高潮が乗っている! 小西はじっとしていられず、妹と友人の川口とともにセスナ機で捜索に飛び立つ。ジャンボ機が行方不明になったあたりを飛んでいると、前方から旅客機が! 注)10ページの短編コミックです。
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土の中…(伊藤潤二コレクション 83)
中学時代の同窓会が行われ、20年前の思い出話に花が咲く。会に合わせて、校庭に埋めたタイムカプセルも掘り出されるのだ。クラスはみんな仲がよかった。キャンプや体育祭、楽しかった日々。だが、ひとりだけ例外の存在がいた。篠田久美。彼女は端正だが性格に問題があった。ちょっと失敗したり嫌なことがあるといつまでもぐずぐず悔んだり、恨み言を言うので、周りは辟易するのだった。あれから久美はどんな大人になったのだろう。さあ、いよいよタイムカプセルが開けられる……。
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墓標の町(伊藤潤二コレクション 84)
兄の剛と妹のかおるは、転校していった親友・泉の転居先の町に遊びに行くことに。しかしその道中、車で少女をはねて死なせてしまう。死体をトランクに隠しやりすごそうとする剛だったが、泉が“不思議な町”と呼ぶその町には、至る所に墓標が立っていて???。
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仲間の家(伊藤潤二コレクション 85)
ゆかりにとってクラスメートのちか子と美苗は大切な友達だった。ある日、3人で幽霊屋敷と呼ばれる廃墟を探検するが、廃墟を出た後のふたりの顔色がおかしい。その後、3人の関係にはある変化が……。
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なめくじ少女(伊藤潤二コレクション 86)
おしゃべりで有名だった友人・夕子が最近急に無口になった。しゃべるのがおっくうになった様子で、たまにしゃべってもろれつがうまくまわらない。それは日を追うごとに悪化していき、ついに学校に来なくなってしまう???。
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隣の窓(伊藤潤二コレクション 87)
家族と引っ越した先の中古の小さな家。その隣の家はなんだか変わっていた。窓がひとつしかないその不気味な家は、噂によると中年の女性がひとりで住んでいるらしい。そしてその夜、窓の向こうにある異変が……。
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漂着物(伊藤潤二コレクション 88)
太平洋側のある海岸に巨大な生物の死骸が打ち上げられた。奇妙でグロテスクなそれにひかれるように、海嫌いだったはずなのに見物に訪れてしまった。深海から打ち上げられたと思われるその死骸をよく見ると???。
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ご先祖様(伊藤潤二コレクション 89)
ある日突然記憶喪失になってしまった理佐。理佐に思いを寄せる同級生の牧田が家まで送り届ける。理佐に寄り添う牧田だが、理佐が記憶喪失になった理由にはある恐ろしい秘密が隠されていた……。
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長い夢(伊藤潤二コレクション 90)
2か月ほど前に病院を訪れた男・向田哲郎は「長い夢を見て困っている」という。一晩の間に、夢の中で2〜3日、それもどんどん長くなり、いまでは1年ほどの時間が続くという。診察の結果、虚言でないことがわかるが、現実の向田が夢から覚めると……。
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トンネル奇譚(伊藤潤二コレクション 91)
五郎の母は彼が子供の頃に山奥の古トンネルに吸い込まれるように消えていき、そこで自殺した。それから数年、学校の友人たちとトンネル探検に行くことになった五郎は、“人を招くトンネル”と噂されるその奥で、ある人物を発見する。
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銅像(伊藤潤二コレクション 92)
公園に建つ2体の銅像。前市長とその夫人の若い頃の姿をかたどったものだというが、公園で遊ぶ子供たちは、その銅像が話しかけてくるという。ある日、その公園を利用するママ友たちにある招待状が届いて???!?
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浮遊物(伊藤潤二コレクション 93)
ある日の帰り道。亮一は暗い茂みで虫取り網を振りまわす友人・雅男を見つける。何をしているのか問うと、雅男は狼狽した様子を見せる。翌日、亮一が彼女の杏子と歩いていると、声のようなものを発する不思議な浮遊物を発見する。
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白砂村血譚(伊藤潤二コレクション 94)
医師の古畑は、過疎が進み廃村寸前のある村を訪れる。長い間医師のいなかったその村で地域医療を志す古畑だったが、村人の様子が何やらおかしい。誰もみな顔色が悪く貧血の症状や、原因不明の出血を繰り返すのだ???。
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首幻想(伊藤潤二コレクション 95)
押切は些細なことがきっかけで友人の中島を殺害してしまう。中島は遺体を隠そうと、自宅の庭に穴を掘りそこに中島の遺体を埋めることにした。一度は埋めた遺体ではあったが現実を受け止められない押切は掘り返して確認をするだが、そこにある中島の遺体にはある変化が起きていた……!
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生霊の沼(伊藤潤二コレクション 96)
押切の学校の裏には女の幽霊が男を引きずり込むという噂の沼があった。ある日、学校の美化委員が集まり、沼の清掃を行うことになったところ、押切の友人でありサッカー部の人気者である小島が清掃作業中に沼に転落してしまう。捜索は夜遅くまで続けられたが小島の遺体は発見されなかった……。さらにその沼で美化委員の男子ふたりが水死体で発見されて!?
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ペンフレンド(伊藤潤二コレクション 97)
美術室でひとり自画像を描く里見。押切はこの少女に興味を持って近づくが邪険に扱われてしまう。なんでも里見にはペンフレンドが3人いて、今は学校の人たちとつきあう気も起きないという。数日後、里見はひとりのペンフレンドに押切のことを手紙に書いたら喧嘩になってしまったと話し出した。その手紙を見てみると……。
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侵入者(伊藤潤二コレクション 98)
両親が海外にいるため大きい屋敷にひとりで暮らす押切は最近になって屋敷から聞こえる足音が気になっていた。ある日、押切が図書館で調べものをしていると、同じ学校の神山・渡辺・小泉から話しかけられ、話の流れから押切の屋敷に聞こえる足音が何なのか確認することとなった。神山はこの足音は異次元からの侵入者ではないかというのだが果たして……。
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押切異談(伊藤潤二コレクション 99)
自分の住む屋敷に異次元の人間が侵入している……。クラスメートの藤井未央が押切の屋敷に忽然と現れたため、異次元の未央が屋敷にいるのではないかと思い始める。クラスでのいざこざから押切に話しかけることが多くなった未央は押切の住む屋敷へ行ってみたいと言う。止める押切だが未央の説得に負けてしまい、連れてきてしまうのだが、屋敷の敷地に足を踏み入れたその瞬間???。
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押切異談・壁(伊藤潤二コレクション 100)
押切はひとり暮らす屋敷の中で幻視や幻聴に悩まされていた。いとこの隆幸に幻覚の話を相談する最中、大きな地震が発生する。屋敷に帰ると壁の一部が崩れ落ちており、そこには化石となった死体が埋まっていた! いったいいつこの死体が埋まったのか……。押切は真相を探ろうと古い記録を引っ張り出すがそこで見つけたものは壁から半身を突き出した男が写っている写真だった。この写真が意味するものはいったい!?
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フランケンシュタイン(伊藤潤二コレクション 101)
イギリスの小説家メアリー・シェリーの短編作『フランケンシュタイン』のコミカライズ作品。ヴィクター・フランケンシュタインが人間の死体を使い創造した怪物の孤独な世界を描いた名作が、伊藤潤二の手によって甦る!
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地獄の人形葬(伊藤潤二コレクション 102)
世界の子供達の30%が人形化しているという。ある家族のひとり娘マリエも人形化が始まっていた。果たしてマリエのどうなってしまうのか……。 注)6ページの短編コミックです。
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顔面固定(伊藤潤二コレクション 103)
ある大学病院の一室で一人の患者が歯科矯正のための検診を受けていた。異様な装置を使う診断に戸惑いを隠せないままその装置に固定されてしまう。しかしその最中、医師は階段から落ち患者はそのまま病院に取り残されてしまった。顔面を固定された患者の結末は???。 注)8ページの短編コミックです。
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血をすする闇(伊藤潤二コレクション 104)
失恋をきっかけに摂食障害に陥った奈美。その頃から、彼女は血の雨が降る奇妙な夢を見るようになる。そんな奈美を心配して、助けようとする同級生の谷。「僕は君のためにダイエットしてるんだ…なぜなら…」谷とつきあうようになった奈美だったが、ある日、見せたいものがあると連れていかれた所は……。
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ゴールデンタイムの幽霊(伊藤潤二コレクション 105)
ある無名のお笑い芸人が町の路上で死んでいるのが見つかった。死因は不明だが苦悶の表情を浮かべつつもまるで笑っているようだったという……。そんな話をする次雄と慶介だが、めったに笑わない慶介を笑わせようと演芸場に連れていく次雄。そこではまったくおもしろくないお笑いコンビが、異常なまでの笑いを誘発する現場に遭遇する。演芸場で唯一笑わなかった慶介に気づいたそのお笑いコンビは……!?
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轟音(伊藤潤二コレクション 106)
山登りに来た三村と正樹は道に迷ってしまった。磁石も携帯も使えなくなり途方に暮れていると、突如目の前に洪水が現れ、人が何人も流されていく。ダムの決壊かと思う正樹だが、一瞬にして洪水が消えてしまう。洪水の跡を調べるふたりの目前に再び洪水が突如現れた!
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グリセリド(伊藤潤二コレクション 107)
焼肉屋を一階で経営する自宅で育った唯は、常に換気が悪く脂でべとべとになった柱や壁に嫌気がさしていた。加えてふたつ年上の兄には陰湿ないじめにあう毎日。サラダ油を飲む嗜癖があった兄は、学校でいじめにあうようになり家に引きこもり始める。引きこもり始めるといっそう油を求め始めるようになった兄は唯や父親に暴力を振るい始め、勢いあまった父親は兄の頭をフライパンで殴ってしまうのだが……!?
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地縛者(伊藤潤二コレクション 108)
さまざまな場所でずっと同じ姿勢で立ち続ける人々。日本中でその奇妙な光景が見られ始めるようになると、いつしか彼らは「地縛者」と呼ばれるようになった。民間ボランティアに所属する浅野は「地縛者」を救おうと「地縛者」に話しかけ続けるが一向に解決の糸口が見つからない。ある日、浅野が自宅に帰るとボランティアのリーダーが「地縛者」となって立ち固まっていた! これはいったい!?
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死刑囚の呼鈴(伊藤潤二コレクション 109)
典子の一家がドライブに向かう途中、暴走族に運悪く出くわしてしまった。父と弟の命を奪い、母と兄に重傷を負わせた一団は事件後間もなく逮捕されたが、その後、主犯格の古橋という男から謝罪の手紙が届き始め、しまいには古橋本人が家まで訪れるようになった。古橋は拘置所にいるはず……。目の前にいる古橋はいったい誰なのか!?
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お化け屋敷の謎(伊藤潤二コレクション 110)
とある村にお化け屋敷が突如オープンした。そこは村に昔からある廃屋に作られていた。高額な入場料を取るお化け屋敷に村人は食ってかかるが、経営者の男は「怖くなかったらお代は返し、村からも出ていく」と言う。とてつもなく怖いというお化け屋敷の噂はあっという間に広まっていく。いったいこのお化け屋敷にはどんな秘密が隠されているのか…。
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双一前線(伊藤潤二コレクション 111)
辻井一家が失踪して十数年…。路菜は日本各地を探し回ってすでに十年がたっていた。とある町の民宿で奇妙な少年と出会った路菜。その振る舞いは、かつて辻井家で常に釘をくわえて陰湿な行動をとっていた双一の姿そのもの! その少年は去年、あるお化け屋敷の興業を観に行ってからおかしくなったという。お化け屋敷と辻井一家の失踪に何か関係があるとふんだ路菜はそのお化け屋敷が興行している東北へと向かうのだった。双一の呪いが再び蘇る!!
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双一の愛玩動物(伊藤潤二コレクション 112)
辻井家に新しい家族が増えた。双一の姉・さゆりが拾ってきた猫のコロン。家族にかわいがられるコロンだったが、双一の魔の手がコロンに及び始めた。コロンに対し乱暴を働く双一を、公一とさゆりは非難する。双一は「呪いあれ〜」とふたりを呪い始めるのだった。双一の呪いによりコロンの様子もおかしくなり始め、辻井家は大混乱に!
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合鏡谷にて(伊藤潤二コレクション 113)
ふたつの県を挟んで流れるK川を上流に遡るとやがてうら淋しい峡谷に辿り着く。この峡谷の両側にはかつてふたつの集落があったという。この村を調べに来た岡田とその仲間は、村に散乱するガラスのような破片と、村のあちこちにある割れた鏡に疑問を持ち始めた。いったいこの村でかつて何が起こり、何故朽ち果ててしまったのか…。
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幽霊になりたくない(伊藤潤二コレクション 114)
仕事帰りの夜の山道を車で走る茂は道中血だらけの美咲と出会う。一瞬幽霊かと思うが、美咲を乗せ病院へと向かう。診察を受けた美咲だったがどこにも怪我はなく、そのまま警察に連れていかれることとなった。数日後、茂の家に美咲が訪ねてきてからというもの、茂の生活は一変するのだった……。
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蔵書幻影(伊藤潤二コレクション 115)
大邸宅に暮らす白崎五郎と結婚した香子。邸宅は五郎が父親から引き継いだという15万冊にも及ぶ蔵書に囲まれていた。この蔵書に異常なまでの執着を見せる五郎であったが、ある時その蔵書の中から2冊がなくなっているのに気づく。発狂する五郎の異常性は過去に何かあったのでは……と疑い始めた香子は五郎の日記を読みその過去を知ることとなる…。
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闇の絶唱(伊藤潤二コレクション 116)
ある道でストリートミュージシャンに遭遇した珠代は、ミュージシャンの歌が頭から離れず困惑していた。奏憂というそのミュージシャンは瞬く間に人気となったが、多くの人々もまた憂の歌が頭から離れず、脳を支配されたようになっていた。珠代は頭から離れないこの歌をどうにかするため騒音研究をしている研究所を訪れるのだが……!?
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潰談(伊藤潤二コレクション 117)
南米を旅していた尾木は、ジャングルで出会った部族の集落で歓迎を受け、土産に蜜入りの壺をもらい帰国した。その蜜は神がかったおいしさであったが、気づかれないように舐めないといけないという。その話を聞いた杉男も一口舐めたところ蜜のとりこになってしまい、その後食べるものすべてがまずく感じてしまうようになってしまっていた。なんとかもう一度蜜を味わいたい杉男たちは尾木のいない家に入り壺を見つけるのだったが……。
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夢魔の紀行 第1話・エンゼルヘアー(伊藤潤二コレクション 118)
彼女は迷い込んだのか、それとも吸い寄せられたのか? 千獄岳の山道を一人歩く白夜京子の前に突然現れた謎の男は「あなたを待っていた」と言い、京子を彼の住む清神村へと案内する。驚くべき事にその村ではすべてが黄金色に輝く不思議な光景が広がっていた。そして村人たちが語るこの村の歴史が京子を奇妙な世界へといざない……。伊藤潤二が描く新たなホラー界のミューズがいよいよ誕生した!
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夢魔の紀行 第2話・アカシック・レコード(伊藤潤二コレクション 119)
飛行機内から山間の景色に黒い雲のような物体を目撃したルポライター・土宿亘。 その後、SNSの情報を頼りに山に入ったところ、目の前に走る女が……。 その女は千獄岳の噴火から奇跡の生還を遂げ、その後行方不明になっていた白夜京子だった。 驚いた土宿亘はすぐさま後を追ったのだが……!?
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夢魔の紀行 第3話・催眠療法(伊藤潤二コレクション 120)
再び姿を消した白夜京子。 その跡を追っていたルポライターの土宿亘は有力な情報に辿り着いた。 取材した医療関係者の話では、千獄岳の噴火から彼女が生還した際、 記憶喪失になっていたというのだ。 その後、マスコミの追求から逃れるため、 彼女は地方で高名な医師の治療を受けているというのだが……!?
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夢魔の紀行 第4話・毘沙ヶ浦の虫(伊藤潤二コレクション 121)
謎の女・白夜京子を追うルポライターの土宿は 彼女が断崖から身を投げる夢を見た。 この生々しい夢はいったい何を暗示するのか……!?
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夢魔の紀行 第5話・カーブミラー(伊藤潤二コレクション 122)
ルポライターの土宿亘は寝ても覚めても 毘沙ヶ浦の断崖から飛びこんだ白夜京子のことを考えていた。 彼女は死んでいない。でも今どこに? また、それ以外にも最近、彼を悩ます出来事が起きていて……
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夢魔の紀行 第6話・ジェットブラック(伊藤潤二コレクション 123)
ルポライターの土宿は、黒寺医師とともにある集団に拉致された。 その集団には彼を長年ストーカーする女もいた。 そして現れた集団トップの男、その正体は……!? 謎の女・白夜京子を取り巻く壮大な物語、クライマックス間近!!
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夢魔の紀行 最終話・光と闇(伊藤潤二コレクション 124)
行方不明の白夜京子。 それを追うルポライターの土宿亘。 ふたりが再会した意外な場所とは……!? 謎が謎を呼ぶスペクタクル巨編、最終回???!
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