無頼の街〜つげ忠男アウトロー選集2〜

無頼の街〜つげ忠男アウトロー選集2〜 (ぶらいのまちつげただおあうとろーせんしゅう002) / つげ忠男
内容紹介
製薬会社の工場で働く「僕」は、その仕事を引き受けたのことを後悔していた。もちろん話は先に聞いてはいたのだが…それは、毎日運び込まれてくる胎盤を包丁で切り、金網と重しで血を絞るという、凄惨なものだった。同僚の尾瀬も、流石にこの仕事には呆然としていた。特別手当がつくということで名乗り出てはみたものの…(表題作「無頼の街・残菊編」より)哀愁に包まれながらもどこか優しい視線で、這いずり回る男たちの苛烈な生を描く、劇画の名手・つげ忠男の傑作短編集!

シリーズ作品