世界にたったひとつの犬と私の物語

最終巻
完結
世界にたったひとつの犬と私の物語 (せかいにたったひとつのいぬとわたしのものがたり) / たちばないさぎ
内容紹介
表題作『世界にたったひとつの犬と私の物語』は、犬好きの裕美(ひろみ)が、隣の県の動物保護管理センターでボランティアをしている憧れの「田中裕子(ゆうこ)」さんに会いに行くところから始まる。 裕子さんは行政に掛け合ってボランティアを始め、動物保護管理センターで仔犬たちのシャンプーをしていた。 殺処分されてしまう犬たちの命をひとつでも救いたくて行動したという裕子さんに裕美も共感し、夫の保(たもつ)と一緒に彼女を手伝い始める。 裕子さんと仲間になった裕美は、自身の不妊治療のつらい日々も、たくましく前向きな裕子さんから、パワーをもらって乗り越えていく。 そんなある日、裕子さんに大きな異変が起きて……。 『エド?シェルターの犬?』は捨てられた老犬エドとシェルターで働き始めたまゆの目を通して、シェルターのリアルな日々を描く。 軽い気持ちでシェルターのバイトを始めたまゆは、そこで昔飼っていたゴン太とそっくりな犬、エドと出会う。 楽しくも忙しい仕事を通して成長してゆくまゆの傍らには、いつもエドが寄り添っていた。 けれど年老いたエドと過ごせる時間には限りがあって……。 他にも、傷ついた野生のイルカを保護しようと奮闘するダイバーたちの物語『三日月色の涙』を収録。 動物に寄り添って生きる人々の熱い想いが心を揺らす感動実話をコミカライズ!

シリーズ作品