ジャータカものがたり あわてんぼうウサギ

ジャータカものがたり あわてんぼうウサギ (じゃーたかものがたり01あわてんぼううさぎ) / 中川素子(文)/バーサンスレン・ボロルマー(絵)
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内容紹介
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 子どもに伝えたいインドの昔話。 昔むかし、おしゃかさまがライオンだったときのおはなしです。 インドの海の近くに、ウサギがすんでいました。ある日昼寝をしていると、「ドッダダッドーン」というものすごく大きな音がしました。ウサギは、びっくり仰天!「世界が壊れる−」と逃げ出しました。「死にたくない〜!」と走っていくウサギを見て、森の動物たちも大慌て。みんな逃げ出しました。 さてさて、本当に、世界は壊れてしまうのでしょうか? その様子を見ていたラインが、「どうして逃げているのか?」とたずねると、動物たちは、口々に「世界が壊れはじめたのです」と答えました。 世界が壊れる音とは、何だったのでしょうか? ジャータカ物語とは、おしゃかさまの前世の物語です。おしゃかさまは、前世で動物など様々な生を受け、善行を積んできたから、偉大な仏になったと信じられています。そして、このジャータカ物語は、仏教の教えだけにとどまらず、人間としてのあり方が、寓話性豊かに語られているところから、イソップ、グリムなど世界の説話文学に影響を与えています。 ※この作品はカラー版です。

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