漫画「湘南爆走族」のネタバレあらすじ

湘南爆走族


漫画「湘南爆走族」のネタバレあらすじ



吉田聡による暴走族漫画で、神奈川県の湘南海岸を舞台に、2代目リーダーの江口洋助をはじめとする暴走族「湘南爆走族」メンバー5人と、地獄の軍団など他の暴走族などの登場人物やグループを中心に友情や恋愛などを描いた作品です。

起:江口洋助、湘南爆走族の2代目リーダーになる

波打際高校の手芸部部長を務める江口洋助は、自転車の運転技術が初代リーダーの桃山マコの目に留まり、湘南界隈で幅を利かせる暴走族「湘南爆走族」の2代目リーダーを襲名することになります。しかし、江口は手芸好きの男子高校生で、不良とは縁遠い存在でした。そんな彼が、バイクのテクニックや喧嘩の強さを武器に、仲間たちと出会い、走り、ライバル達と戦うことになるのです。

承:湘南爆走族の仲間との絆を深める

江口は、湘南爆走族のメンバーである親衛隊長の石川晃、特攻隊長の丸川角児、リーダー補佐の原沢良美、その他の桜井信二とともに、様々な事件やトラブルに巻き込まれながらも、友情に、恋に、喧嘩に、その青春を充実させていきます。また、手芸部の副部長の津山よし子や、会計の三好民子といった女子高生とも関わりを持ち、恋の駆け引きやドキドキを味わいます。

転:地獄の軍団との抗争が激化する

湘南爆走族の最大のライバルは、地獄の軍団と呼ばれる暴走族です。その総長は、権田二毛作という、園都成高校の生徒会長でボクシング部の主将でもある男です。権田は、湘南爆走族を傘下に収めようと画策し、江口と何度もタイマン勝負を挑みます。しかし、江口は権田に対抗し、バイクや拳でぶつかり合います。やがて、両者は互いにライバルとして認め合うようになりますが、その間にも、地獄の軍団との抗争はエスカレートしていきます。

結:湘南爆走族の伝説は永遠に

江口と権田は、最後の決着をつけるために、一騎打ちを行います。その結果は、どちらも勝ち負けがつかないというものでした。しかし、その戦いは、湘南爆走族と地獄の軍団の和解のきっかけとなります。江口は、津山に告白し、正式に交際を始めます。権田は、ボクシングに打ち込み、プロを目指します。そして、湘南爆走族のメンバーたちは、それぞれの道を歩んでいきますが、赤い一つ星の伝説は、湘南の海岸に永遠に残ります。



漫画「湘南爆走族」の考察と評論