これは昨日の夢の話なんですが

最終巻
完結
これは昨日の夢の話なんですが (これはきのうのゆめのはなしなんですが001) / 鴻鵠ブラザーズ
内容紹介
夜ごと明晰夢を見る「私」がいざなわれた、摩訶不思議な“向こう側”の世界?? 「夢幻のあすも」シリーズとしてコミティアで1作ずつ頒布していた同人誌に、描き下ろし1篇+表紙小品を合わせ、ついに電子書籍化! 荒唐無稽と深層心理を軽やかに混ぜ合わせ、確かな画力で描き出す短編集。 幻想的でありながらどこか哲学的。夏目漱石『夢十夜』を彷彿とさせる7篇の“夢物語”たち。 『奥様の話』 ヴィクトリア時代。夫が執事を殺害する現場を見てしまった奥様は、主治医の元へ駆け込むが、そこで衝撃的な事実を知らされる?? 『硝子瓶の話』 亡くなった造形作家の回顧展へ行くと、そこには彼の幼いお嬢さんがいて?? 『秘密の鍵の話』 発砲事件の現場で見つけた鍵の正体を探す新米刑事は、“あの人”に話を聞きにいく?? 『氷の階段の話』 氷でできた高い塔の螺旋階段を、どこまでも延々と上り続ける私。その先で目にしたものとは?? 『隠し事の話』 殺人事件を捜査する私。犯人逮捕の先にあった、第一容疑者たちの隠し事とは?? 『虹色の蛙の話』 高原でバスを待つ私は美しい蛙に出会った。そこで私がとった行動と、その結果?? 『藤の鹿の話』 表紙イラストと短文

シリーズ作品