シュトヘル 11

完結
シュトヘル 11 (しゅとへる011) / 伊藤 悠
内容紹介
爆破により要所・居庸関に突破口が開く。 金国になだれ込む蒙古兵たち。 それはモンゴルの更なる膨張を伝える狼煙であった。 「焼け野はどこまでも走れる」 大ハンとユルールのけっして交じわらぬ対話が尽きたとき、 ナランの想定どおり、シュトヘル、ハラバルが姿を現し、 一堂が会した食料庫は戦場と化す。 しかし唯一、想定外であった双子の皇子・トルイが その場に駆けつけたことで、誰もが想像していなかった 事態が起こる。 「生が死の先を走る」 事態に気付いた蒙古兵たちが、シュトヘルたちの居る もう一つの戦場に押し寄せて来た時、命を賭した者たちの 戦いは終焉を迎える。 生き残ったのは果たして・・・・・

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