あじさいの唄

あじさいの唄 紫陽花(あじさい)の巻 (あじさいのうたあじさいのまき) / 森 栗丸

シリーズ作品

あじさいの唄 紫陽花(あじさい)の巻 (あじさいのうたあじさいのまき)
あじさいの唄 紫陽花(あじさい)の巻
▼第1話/紫陽花▼第2話/秋風▼第3話/参観日▼◎大江戸くりくり体験記「寺小屋編」▼第4話/想い出▼第5話/吾輩ハ犬デアル▼第6話/黄昏▼第7話/ゆかた▼第8話/手紙▼第9話/雪の日▼◎大江戸くりくり体験記「大名行列編」▼第10話/春風▼第11話/西瓜▼第12話/秋の気配▼第13話/耳▼第14話/雪うさぎ▼第15話/おにぎり▼第16話/栗之介日記▼◎大江戸くりくり体験記「江戸の犬編」▼第17話/野菊▼第18話/仲直り▼第19話/洗濯▼第16話/納豆●登場人物/栗太郎(幼くして母親をなくしたが、明るくて元気な男の子)、栗之助(捨て犬だったが、栗太郎に拾われ、家族の一員となった)、父上(栗太郎の父親。貧乏侍なので、傘を作って生計を立てている)●あらすじ/ある雨の日、栗太郎は、紫陽花の下で震えている小犬を見つける。彼は自分の名をとって、その犬に栗之助と名付け、二人の温かい友情が始まった(第1話)。ある日、栗太郎は変な男にいいがかりを付けられて殴られる。そして栗太郎を助けようとした栗之助までもが、殴り飛ばされてしまう。とても大好きな栗之助が傷つけられたのを見た栗太郎の怒りは心頭に達し…(第2話)。母親がいない栗太郎は、授業参観のことを父上に内緒にしていた。しかし「参観日のお知らせ」を偶然見つけた父上は、母親ばかりの参観日に来てしまう…(第3話)。●その他の登場キャラクター/●殿様(忠義)(第9話)、●御尋ね者(第12話)、花木みく(第17話)
あじさいの唄 蒲公英(たんぽぽ)の巻 (あじさいのうたたんぽぽのまき)
あじさいの唄 蒲公英(たんぽぽ)の巻
▼第1話/野良犬▼第2話/傘▼第3話/桜咲く▼第4話/散歩▼第5話/たんぽぽ▼第6話/再会▼第7話/有難う▼◎大江戸くりくり「人類学」▼第8話/志▼第9話/初恋▼第10話/移り気▼第11話/嘘▼第12話/財布▼第13話/貝殻▼第14話/花火▼◎大江戸くりくり「詩歌」▼第15話/氷▼第16話/母ありき▼第17話/敵討ち▼第18話/顔▼第19話/押し花▼第16話/のらねこ●登場人物/栗太郎(幼くして母親をなくしたが、明るくて元気な男の子)、栗之助(捨て犬だったが、栗太郎に拾われ、家族の一員となった)、父上(栗太郎の父親。貧乏侍なので、傘を作って生計を立てている)●あらすじ/栗之助は、自分が拾われた日のことを思いだしていた。ある雨の日、目が覚めたら箱の中で独りぼっち。近くを通る人間にも「汚いからくるな」とことごとく冷たい仕打ちをされ、栗之助はとても寂しかった。そんな栗之助に、ただひとり優しくしてくれたのが、栗太郎だったのだ(第1話)。▼仲間の犬に、父上のことを自慢する栗之助だったが、傘にマヌケな絵を書いている父上は馬鹿にされてしまった。怒った栗之助は犬達にくってかかるが、逆にやられてしまう。そこに父上が現れ…(第2話)。▼うららかな春の日、殿様(栗太郎の友達)が、偶然に栗太郎の父上と会う。そして、強引な性格の二人は意気投合し、ここにも新たな友情が生まれる(第3話)。●その他の登場キャラクター/殿様(忠義)(第3、6、15話)、姫(第5話)
あじさいの唄 かざぐるまの巻 (あじさいのうたかざぐるまのまき)
あじさいの唄 かざぐるまの巻
▼第1話/石投げ▼第2話/居酒屋▼第3話/涙▼第4話/物想いの秋▼第5話/拾われてはみたけれど▼◎大江戸くりくり「御教訓」▼第6話/変身▼第7話/雪▼第8話/睡眠▼第9話/たき火▼第10話/硯▼第11話/おひなさま▼◎大江戸くりくり「昔話」▼第12話/春の香▼第13話/かざぐるま▼第14話/海▼第15話/枝毛▼第16話/感性▼第17話/まねっこ▼第18話/水無月▼第19話/作文▼第16話/告白●登場人物/栗太郎(幼くして母親をなくしたが、明るくて元気な男の子)、栗之助(捨て犬だったが、栗太郎に拾われ、家族の一員となった)、父上(栗太郎の父親。貧乏侍なので、傘を作って生計を立てている)●あらすじ/おてんばな姫は、自分が男に生まれれば良かったと思っていた。がある日、栗太郎に石投げを教わった姫は、同時に“優しい気持ち”も教えてもらう。彼に恋をした姫はその夜…(第1話)。▼栗太郎の父は、居酒屋で殿様とバッタリ出会う。いつまでも出世できず、傘貼り浪人のままの自分がイヤだと愚痴をこぼす父に、殿様は「殿といってもたいしたヤツはいない」と話す(第2話)。▼栗太郎の通う寺小屋の先生は、とても泣き虫。ある日、栗太郎のことを忘れ、先生は「お母さんへの手紙」という課題を出してしまう。が、栗太郎は自分のもう一人の母である、父上への手紙を書いて、先生を感動させる(第3話)。●その他の登場キャラクター/姫(第1、11話)、殿様(忠義)(第2、7、14、16話)、御尋ね者(第13話)、花木みく(第13話)
あじさいの唄 萩の巻 (あじさいのうたはぎのまき)
あじさいの唄 萩の巻
▼第1話/星空▼第2話/花黒子▼第3話/月▼第4話/愚痴▼第5話/萩▼◎大江戸くりくり「おまけ漫画」その一▼第6話/すずむし▼第7話/酒の味▼第8話/恋の膜▼第9話/しっぽ▼第10話/まるむし▼◎大江戸くりくり「おまけ漫画」その二▼第11話/一人芝居▼第12話/前略母上様▼第13話/前略栗太郎君▼第14話/犬も食わぬ▼第15話/瓦版▼◎大江戸くりくり「おまけ漫画」その三▼第16話/おつかい▼第17話/領域▼第18話/うわさ▼◎大江戸くりくり「おまけ漫画」その四▼第19話/面接▼第16話/恋文●登場人物/栗太郎(幼くして母親をなくしたが、明るくて元気な男の子)、栗之助(捨て犬だったが、栗太郎に拾われ、家族の一員となった)、父上(栗太郎の父親。貧乏侍なので、傘を作って生計を立てている)●あらすじ/ある星のきれいな夜、物書きの秋月おしのは一人舞を踊っていた。そこに栗太郎の父上が現れ、落とした櫛を拾ってあげる。おしのは、それをとてもロマンチックな出会いだと思うのだが実際は…(第1話)。▼乱暴者の姫の所に、新しい世話人、花黒子文江がやってきた。花黒子はとても厳しく、姫に着物を一人で着させ、いたずらをした姫にオシオキさえした。しかし姫はそんな花黒子をとても好きになる(第2話)。▼栗太郎を誤って噛んでしまった栗之助は、責任を感じ、家出をする。栗之助がとても心配な栗太郎は必死で探し回る。そして父上までも…(第3話)。●その他の登場キャラクター/姫(第2、19話)、花木みく(第3、9話)、殿様(忠義)(第5、18話)、御尋ね者(第11、19話)
あじさいの唄 春爛漫の巻 (あじさいのうたはるらんまんのまき)
あじさいの唄 春爛漫の巻
▼第1話/ゆびきり▼第2話/七夕▼第3話/春爛漫▼第4話/謎の水▼第5話/私は犬になりたい▼◎大江戸くりくり「おまけ漫画」その一▼第6話/縁は異なもの味なもの▼第7話/こぶ▼第8話/傘、売ります▼第9話/人の気▼第10話/嫉妬▼◎大江戸くりくり「おまけ漫画」その二▼第11話/河童▼第12話/秘密▼第13話/男らしさ▼第14話/背中▼第15話/雨▼◎大江戸くりくり「おまけ漫画」その三▼第16話/髭▼第17話/友情▼第18話/火花▼◎大江戸くりくり「おまけ漫画」その四▼第19話/雑草▼第16話/飴●登場人物/栗太郎(幼くして母親をなくしたが、明るくて元気な男の子)、栗之助(捨て犬だったが、栗太郎に拾われ、家族の一員となった)、父上(栗太郎の父親。貧乏侍なので、傘を作って生計を立てている)●あらすじ/栗太郎の級友、竹村は、いつも同じ着物を着ている栗太郎のことを馬鹿にしたりするイケスカナイ奴。が、近所のおじさんの孫、お由美の前では少し違う。いじめっこから彼女を守ったり、いつもの饒舌がとたんにしどろもどろになったり…(第1話)。▼七夕の日、栗太郎が短冊に書いた願い事は「みくちゃんと両思いになること」。栗太郎は、みくの誕生日に、高価なものをプレゼントできず、馬鹿にされたまま別れたきりだったのだ(第2話)。▼栗太郎の描いた絵が寺子屋で花マルをもらうが、父に笑われるのではと思う彼はなかなか見せられない。案の上、その絵を見た父は大笑いをする。が、父は、本当はとても嬉しく…(第3話)。●その他の登場キャラクター/花木みく(第2、13話)、姫(第6話)、御尋ね者(第6、19話)、殿様(忠義)(第7、12、20話)
あじさいの唄 人情紙睫毛の巻 (あじさいのうたにんじょうかみまつげのまき)
あじさいの唄 人情紙睫毛の巻
▼第1話/勝敗▼第2話/凧▼第3話/足袋▼第4話/流行▼第5話/櫛▼第6話/笑顔▼第7話/片想い▼◎大江戸くりくり[おまけ漫画]その1▼第8話/梅の花▼第9話/悩める人▼第10話/道徳▼第11話/春よ来い▼第12話/男なら▼第13話/怒りの風船▼第14話/どしゃぶり▼◎大江戸くりくり[おまけ漫画]その2▼第15話/人情紙睫毛▼第16話/青葉の頃▼第17話/うつろい▼第18話/ことり▼第19話/赤ん坊▼第20話/魔物●登場人物/栗太郎(幼くして母親をなくしたが、明るく元気な男の子)、栗之助(栗太郎に拾われ、家族の一員となった仔犬)、父上(栗太郎の父親。傘張りで生計を立てる貧乏侍) ●あらすじ/寺子屋でみんなに笑われてイライラしていた栗太郎は、ずぼらな父上にあたってしまう。「父上なんていない方がよっぽどラクチンですよ。」栗太郎の言葉に、父上は黙って家を出て行ってしまう。初めは強がっていたものの、次第に反省して父上に手紙を書く栗太郎。すると、遠くの方で火事を知らせる半鐘の音が……(第1話)●その他の登場キャラクター/花木みく(栗太郎がひそかに想いを寄せる女の子)、ごんちゃん(栗太郎の遊び友だち)、まる姫(さる大名家のお姫様。おてんばで、しょっちゅう町に遊びに来ている)、忠喜(さる大名家のお殿様。たまに身分を隠して町に遊びに来る)
あじさいの唄 八重桜の巻 (あじさいのうたやえざくらのまき)
あじさいの唄 八重桜の巻
▼第1話/ねずみ▼第2話/崖▼第3話/子供▼第4話/占い▼第5話/星に願いを▼第6話/順位▼第7話/ワル▼第8話/夏!!▼第9話/夏の終わりに▼第10話/なまえ▼第11話/お金▼第12話/悩み▼第13話/超!!▼第14話/兎▼第15話/ザザーン▼第16話/良い子▼第17話/一喜一憂▼第18話/年▼第19話/息抜き▼第20話/あんみつ▼第21話/去る者は追わず▼第22話/雪やこんこん▼第23話/寒中水泳▼第24話/犬派猫派▼第25話/八重桜●登場人物/栗太郎(幼くして母をなくしたが、明るく元気な男の子)、栗之助(栗太郎に拾われ、家族の一員となった仔犬)、父上(栗太郎の父親。傘張りで生計を立てる貧乏浪人)●あらすじ/お城のお姫さまなのに、相変わらずのお転婆ぶりを発揮するまる姫。栗太郎に乱暴者呼ばわりされて開き直る姫に、通りすがりの色っぽい女が「女だからできる事もある」と諭す。その女こそ、だれあろう、城の屋根を風のように走る盗賊“鼠(ねずみ)”だったのだ!(第1話)▼遊び友だちと崖登りをしていた栗太郎。自分だけ崖の上まで登れてイイ気になっていたら、みんなに置いていかれてしまった。帰り道がわからなくなり、心細くて泣きだしてしまった栗太郎の前に現れたのは…(第2話)。●その他の登場人物/花木みく(栗太郎がひそかに想いを寄せる女の子)、ごんちゃん(栗太郎の遊び友だち)、まる姫(さる大名家のお姫様。お転婆で、しょっちゅう町へ遊びに来ている)、忠喜(さる大名家のお殿様。たまに身分を隠して町へ遊びに来る)
あじさいの唄 てのひらの巻 (あじさいのうたてのひらのまき)
あじさいの唄 てのひらの巻
▼第1話/宝物▼第2話/にこにこっ▼第3話/ゆり▼第4話/てのひら▼第5話/雨ふり▼第6話/笑▼第7話/ヤキモチ▼第8話/純情一直線▼第9話/あさがお▼第10話/硯箱▼第11話/空腹にて候▼第12話/睡眠▼第13話/火傷▼第14話/秋▼第15話/髪飾り▼第16話/裏道▼第17話/すっ▼第18話/言葉▼第19話/埋蔵金▼第20話/借金▼第21話/福▼第22話/侘助▼第23話/寅▼第24話/涙▼第25話/蕗の薹▼第26話/疵痕▼第27話/置き去り●登場人物/栗太郎(幼くして母をなくしたが、明るく元気な男の子)、栗之助(栗太郎に拾われ、家族の一員となった仔犬)、父上(栗太郎の父親。傘張りで生計を立てる貧乏浪人)●あらすじ/栗之助が病気になった! 心配した栗太郎はあちこちの医者へ連れていくが、どこも犬だからダメだと断られてしまう。やっと診てくれた医者に、「なんでもするから栗之助を助けて」と頼む栗太郎。医者からも「やばい」といわれた栗之助の病状は…(第1話)。▼子どもが大嫌いな娘・おりん。今日もどこぞの子どもに着物を汚され、その母親にはバカにされ、虫の居所が悪い。そこへ通りかかったのが、寺子屋の高村先生と、双子の赤ちゃんのお幸とお福。おりんに子どもを頼んで、高村先生はトイレへ行ってしまうが…(第2話)。●その他の登場人物/ちびの助(栗之助が連れてきた仔猫。新たに家族の一員に加わった)、花木みく(栗太郎がひそかに想いを寄せる女の子)、ごんちゃん(栗太郎の遊び友だち)、まる姫(さる大名家のお姫さま。お転婆で、しょっちゅう町へ遊びに来ている)、忠喜(さる大名家のお殿さま。たまに身分を隠して町へ遊びに来る)
あじさいの唄 花見の巻 (あじさいのうたはなみのまき)
あじさいの唄 花見の巻
▼第1話/喧嘩▼第2話/座右の銘▼第3話/こいのぼり▼第4話/独楽(こま)▼第5話/雨漏(も)り▼第6話/がんこ▼第7話/犬の気持ち▼第8話/花火大会▼第9話/カエル▼第10話/みえっぱり▼第11話/簪(かんざし)▼第12話/前向き▼第13話/残暑▼第14話/双六(すごろく)▼第15話/おおきな器▼第16話/歌声(うたごえ)▼第17話/詫(わ)び▼第18話/趣味▼第19話/てぬぐい▼第20話/やきう▼第21話/居場所▼第22話/凧上げ▼第23話/ふゆざくら▼第24話/難敵▼第25話/迷子▼第26話/痴漢▼第27話/春雪▼第28話/花見●登場人物/栗太郎(幼くして母をなくしたが、明るく元気な男の子)、栗之助(栗太郎に拾われ、家族の一員となった仔犬)、父上(栗太郎の父親。傘張りで生計を立てる貧乏浪人)●あらすじ/大好きなみくちゃんの前で「のぞき」呼ばわりされたことから、ごんちゃんと大喧嘩をしてしまった栗太郎。父からは「喧嘩できるのも今のうち」と言われるが、ふたりはお互いのことを気にしつつも、なかなか仲直りすることができない。そんなある日、栗太郎は、みくちゃんからごんちゃんの引っ越しの話を聞く……(第1話)。▼寺子屋で自分自身の"座右の銘"を考えることになった栗太郎たち。竹村君が「柔能(よ)く剛を制す」と言って感心されているのを見て、栗太郎もビシッと決まる言葉がないか考えるが、なかなか思い付かない。知り合いの薬草売りの老人に「一寸先は金」という言葉を教えてもらい、感心した栗太郎は寺子屋でその言葉を発表するが……(第2話)。●その他の登場人物/ちびの助(栗之助が連れてきた仔猫。新たに家族の一員に加わった)、花木みく(栗太郎がひそかに想いを寄せる女の子)、ごんちゃん(栗太郎の遊び友だち)、まる姫(さる大名家のお姫さま。お転婆で、しょっちゅう町へ遊びに来ている)、忠喜(さる大名家のお殿さま。たまに身分を隠して町へ遊びに来る)
あじさいの唄 おかえりの巻 (あじさいのうたおかえりのまき)
あじさいの唄 おかえりの巻
▼第1話/秘密の場所▼第2話/桜の香▼第3話/ビリビリッ▼第4話/兜▼第5話/飴売り▼第6話/ダイエット▼第7話/おかえり▼第8話/空き家▼第9話/追憶▼第10話/盆踊り▼第11話/夏休み▼第12話/眉毛▼第13話/熱烈歓迎▼第14話/とい すとぉりぃー▼第15話/台風一家▼第16話/秋日和▼第17話/ザリガニ▼第18話/嘘も方便▼第19話/御尋ね者▼第20話/赤い実▼第21話/猫屋敷▼第22話/メリークリスマス!!▼第23話/初日の出▼第24話/見栄▼第25話/節分▼第26話/春はすぐそこ▼第27話/犬ぞり大会▼第28話/桃の花●主な登場人物/栗太郎(幼くして母をなくしたが、明るく元気な男の子)、栗之助(栗太郎に拾われ、家族の一員となった仔犬)、父上(栗太郎の父親。傘張りで生計を立てる貧乏浪人)●あらすじ/お花見の日に風邪をひいてしまった栗太郎。大好きなみくちゃんも一緒だからと、無理して出かけようとしたのだが、父上に止められ、あえなく布団の中に戻ることに。鼻水をたらし、せき込みながらひとりぼっちで寝ていると、優しかった母上のことが頭に浮かんで…(第2話)。▼活発な双子の娘、お幸とお福に毎日振り回されっぱなしのおたかさん。大声で叱りつけても言うことは全く聞かず、お父さんの高村先生に甘えるばかりの娘たちに我慢しきれなくなり、ついに家を飛び出してしまったおたかさんだが…?(第7話)●その他の登場人物/ちびの助(栗之助が連れてきた仔猫。新たに家族の一員に加わった)、花木みく(栗太郎がひそかに想いを寄せる女の子)、ごんちゃん(栗太郎の遊び友だち)、まる姫(さる大名家のお姫さま。お転婆で、しょっちゅう町へ遊びに来ている)、忠喜(さる大名家のお殿さま。たまに身分を隠して町へ遊びに来る)