日本の昔ばなしシリーズ 単行本

【フルカラー】「日本の昔ばなし」 単行本 第一巻 一寸法師編 (ふるからーにほんのむかしばなしたんこうぼんだい01かんいっすんぼうしへん) / トマソン

シリーズ作品

【フルカラー】「日本の昔ばなし」 単行本 第二巻 花さか爺さん編 (ふるからーにほんのむかしばなしたんこうぼんだい02かんはなさかじいさんへん)
【フルカラー】「日本の昔ばなし」 単行本 第二巻 花さか爺さん編
2014年5月厚生労働省児童福祉文化賞受賞作品【フルカラー370ページ6作品収録】『花さか爺さん』正直者の爺さんと婆さんが授かった犬は、二人に幸運を呼び寄せる不思議な犬だった。隣の欲張り爺さん夫婦が、この犬を奪い去ってもなお、犬は飼い主に奇跡を起こした。『力太郎』老夫婦がやっと授かった力太郎は、力自慢の息子だ。大きな金棒を持って修行の旅に出た力太郎は、恐ろしい化け物退治に挑むことに…。『宝くらべ』旅先で出逢った貧しい男に、長者が十二の倉を自慢した。だが、貧しい男にも二十四の宝があるという。そこで、二人はひと月後に互いの宝をくらべっこすることになるが…。『いかとするめ』殿さまに聞かれたことに答えた山師、ほんの少しの言葉が足らなくて、手打ちにするのしないのと大騒動に…。そんな危機を救った「いかとするめ」の例えとは?『三人泣き』町の息子から、お婆さんに頼りが届きます。字の読めないお婆さん、通りがかりのお侍に読んでもらうことに。ところが、お侍さんが泣き出してしまったので…。『牛の嫁入り』村一番の器量よしと評判の娘が、よい婿取りができますうようにと祈っている、それを知った怠け者の若者が悪だくみを…。※本電子書籍は個別販売中の作品を収録したセレクション版です。
【フルカラー】「日本の昔ばなし」 単行本 第三巻 金太郎編 (ふるからーにほんのむかしばなしたんこうぼんだい03かんきんたろうへん)
【フルカラー】「日本の昔ばなし」 単行本 第三巻 金太郎編
2014年5月厚生労働省児童福祉文化賞受賞作品【フルカラー431ページ6作品収録】『金太郎』足柄山の金太郎は、元気な男の子。今日も、熊を相手にすもうのけいこをしています。やがて立派な若者となった金太郎は、ある日…。『おむすびころりん』山へ山菜採りに行ったお爺さんは、大事なおむすびを穴に落としてしまう。そこは、ふしぎなねずみの国の入り口だった。正直者には優しく、欲張りには恐ろしいその国とは…。『猿地蔵』山の畑で猿たちがじっとしているお爺さんをお地蔵さんと思い、お堂にはこび、お賽銭までくれた。それを聞いた隣のお爺さんは…。『平林』小僧さんが、平林さんに手紙を届けるように言いつかった。忘れぬように「ヒラバヤシ」とつぶやいていたのだが、途中からおかしなことに…。『大工と鬼六』暴れ川に橋をかけることになった大工の鬼六。どうしようかと思案していると、その前に、大きな鬼があらわれて、かわりに橋をかけてやると言い出すのですが…。『たにし長者』子供のいないお爺さんとお婆さんが、水神さまに願をかけ、子供を授かりますが、生まれてきたのは、小さなたにし。大切に育てられたたにしはやがて…。※本電子書籍は個別販売中の作品を収録したセレクション版です。
【フルカラー】「日本の昔ばなし」 単行本 第五巻 ぶんぶく茶釜編 (ふるからーにほんのむかしばなしたんこうぼんだい05かんぶんぶくちゃがまへん)
【フルカラー】「日本の昔ばなし」 単行本 第五巻 ぶんぶく茶釜編
厚生労働省児童福祉文化賞受賞作品【フルカラー400ページ6作品収録】『ぶんぶく茶釜』貧しい男が罠にかかったタヌキを助けてやった。その夜、タヌキは男の家を訪ねてきて、「耳寄りな話がある」と言い出した。それは、茶釜に化けたタヌキを、男がお寺に売ってひと儲けしようという企みだった。男はしぶしぶタヌキの言うとおりに和尚さんに売りつけるが、ひょんなことから、タヌキはやけどをして逃げ帰る。男は後悔するが、おどけるタヌキを見て、この芸を町の人々に見せてやろうと思い立つ。『しっぺい太郎』旅する僧侶が、ある村で娘を人身御供に差し出さねばならぬと嘆く一家に会う。村では毎年、山の社に住む魔物に娘を捧げていた。魔物の正体を調べに出かけた僧侶は、魔物が「しっぺい太郎」を恐れていることを探り出す。僧侶はしっぺい太郎を連れて戻ると約束して村を出る。しっぺい太郎が見つからぬまま、娘が山へ入る日は、刻一刻と迫ってきた。僧侶がやっと探し当てたしっぺい太郎とは、なんと一匹の犬だった…。『天にのぼった息子』とうとう勘当された怠け者の男。仕方ないので、牛蒡抜きの仕事につく。ところがある日、抜けない牛蒡を力いっぱい引っ張ると、ぴゅ〜っと飛ばされて、桶屋に落ちた。そこで桶屋に奉公し、働いていると、今度は、桶のたがに弾かれてまたぴゅ〜と飛ばされる。落ちた傘屋に奉公すると、風に乗った傘とともに、男はとうとう天に上ってしまった。そこで出会ったのは、なんと雷さまだった。『三年寝たろう』寝てばっかりの怠け者の男についたあだ名が三年寝太郎。ところが、ひどい干ばつにおそわれた年、寝太郎がむっくりと起き上がった…。『最後の嘘』ケチと大嘘つきで知られた婆さんが、病気で倒れた。ふだん付き合いのない三人の息子が集まった時、「お前たちにはたくわえを残した」と言いだして大騒動が始まった?? 。『和尚と小僧のかみがない』道端でおしっこのしたくなった小僧さんは、和尚さまから、「神さまの宿る場所だから」となかなか許してもらえない。ガマンも限界の小僧さんがやっと見つけたところとは?※本電子書籍は個別販売中の作品を収録したセレクション版です。
【フルカラー】「日本の昔ばなし」 単行本 第六巻 こぶとり爺さん編 (ふるからーにほんのむかしばなしたんこうぼんだい06かんこぶとりじいさんへん)
【フルカラー】「日本の昔ばなし」 単行本 第六巻 こぶとり爺さん編
厚生労働省児童福祉文化賞受賞作品【フルカラー453ページ6作品収録】『こぶとり爺さん』右のほっぺたにこぶのあるお爺さんは、ある夜、山の中で鬼たちの宴会に出会った。鬼たちにそそのかされ、恐るおそる鬼たちの前で踊りを踊るお爺さん。面白い踊りに、鬼たちは大喜び。お礼にと、ほっぺたのこぶを取ってくれる。さて、それを聞いた、もう一人の、左のほっぺたにこぶのあるお爺さん。自分もこぶを取ってもらおうと山に出かけゆく。やがて、鬼たちがやってくるのだが…。『闇夜にカラス』「名人」と呼ばれた絵描きが、絵の心得のない男を仕事場に招き、絵描きの仕事を披露する。男は初めて見る名人の筆さばきに、目を奪われたかのように見入った。ところがこの男、仕上がった絵を見て難癖をつけ始めた。おこった名人、「そんなら自分で描いてみろ」とまったくの素人に食ってかかる。覚悟を決めた男は、たっぷり墨をすって、生まれて初めて絵筆を握った。名人を仰天させたその男の描いた絵とは??。『うれし、めでたや、ありがたや』年寄り夫婦に、諦めていた子どもが授かり、村中が知恵を絞ってこの上なくいい名前が付けられる。ところが続いて二人目、三人目が授かる。村人はより良い名前を思いつくのか。『食わず女房』けちんぼの男のところにやってきたのは、なにも食べない女房。これはいいと思っていたのだが、ある日、台所を覗いてみると…。『ふるやのもり』おじいさんとおばあさんの家に忍びこんだ盗人と狼が聞いたのは、「この世で一番恐ろしいものはふるやのもり」って言葉。ふるやのもりって、どんなやつなの?『和尚と小僧のぷ〜ぷ〜ばたばた』お寺の小僧さんたちが布団に入ると、どこからかぷ〜ぷ〜ぱたぱたという音が。なんの音かと見にゆくと、和尚さんがお餅を食べていたのです。あ〜食べたいなあ。知恵を絞った小僧さんたちは、名前を変えてもらうことにしました。それも、ぷ〜ぷ〜とぱたぱたですって。さて、その夜。和尚さんが、焼けたお餅をぷ〜ぷ〜と吹き、ぱたぱたとたたいていると…。※本電子書籍は個別販売中の作品を収録したセレクション版です。
【フルカラー】「日本の昔ばなし」 単行本 第七巻 わらしべ長者編 (ふるからーにほんのむかしばなしたんこうぼんだい07かんわらしべちょうじゃへん)
【フルカラー】「日本の昔ばなし」 単行本 第七巻 わらしべ長者編
厚生労働省児童福祉文化賞受賞作品【フルカラー393ページ5作品収録】『わらしべ長者』「ここを出て、初めにつかんだ物を持って、西に行け」と観音さまにお告げを受けた男は、お寺の階段で転んで、一本のわらしべをつかんだのだが…。『金をひろったら』一文無しの旅の男二人が歩いてゆくと、盗人に身ぐるみはがれた男と出会う。三人になった一文無しの男たち、金でも落ちていないかなあ。もしも大金を拾ったらどうすると話し始める。そのうちに、お前はケチだ、お前こそごうつくばりだと、拾ってもいない金のために、つかみ合いの喧嘩になってしまう。そこへやってきたのが、これまた金のない、止め男の浪人者。さて、その結末は?『運のよいにわか侍』ふとしたことから侍の着物を手に入れた若者が、町の剣道場に師範代として迎えられる。剣術の心得などなかったが、持ち前の運の良さで、誤解が誤解を呼び、いつしか周囲の者は、若者を武道の達人だと思い込む。こうして、次から次へと幸運が舞い込んでくる。すると道場内にそれをねたむ者が現れ、若者は、さわったこともない銃の腕前を見せなければならなくなる。破れかぶれで撃った銃の一発はとんでもない方へ向かって行った。『海幸彦と山幸彦』高天原の神さまの一族に、山幸彦と海幸彦という兄弟がいた。ある日、狩りと釣り、二人の仕事を一日だけ取り替えることにした。兄の釣り針を借りて、海辺で釣りをする海幸彦。ところが、魚に食いちぎられ、釣り針をなくしてしまう。釣り針をなくされた兄の怒りは収まらない。海幸彦が途方に暮れていると、一人の老人があらわれ、駕籠のような小さな舟をくれた。舟に乗り、海へ出ると、やがて、御殿が…。『閻魔さまの失敗』地獄の入り口・三途の川で、神主さんと軽業師と医者が出逢う。だが、正直者のこの三人 、地獄へ堕ちた理由が思い当たらない。閻魔さまに尋ねてみると、どうやら地獄へ来たのは手違いだったことがわかる。けれど、口の利き方が悪いとおこった閻魔さまは、三人を釜ゆでの刑にする。男たちは智恵と力を合わせ、閻魔さまの繰り出す危機また危機を乗り越えて、まんまとシャバへ 戻っていくのだった。※本電子書籍は個別販売中の作品を収録したセレクション版です。
【フルカラー】「日本の昔ばなし」 単行本 第八巻 かぐや姫編 (ふるからーにほんのむかしばなしたんこうぼんだい08かんかぐやひめへん)
【フルカラー】「日本の昔ばなし」 単行本 第八巻 かぐや姫編
厚生労働省児童福祉文化賞受賞作品【フルカラー353ページ5作品収録】『かぐや姫』ある日、竹取のお爺さんが、竹を取りに行くと、根元の光っている竹が。切ってみると、そこには小さくて、可愛らしい女の子が座っていたのです。輝くばかりだからと[かぐや姫]と名付けられた女の子は、やがて、美しい娘となります。その噂は、都にまで届くほど。かぐや姫を嫁にと、立派な若者が次々と名乗りを上げますが、やがて、かぐや姫は、月を見ては、毎夜、泣いてしまうようになり…。『天の羽衣』若者が、松林で見つけたのは、天女の羽衣だった。天女の美しさに心を奪われた若者は、手にした羽衣を、腰のびくに隠してしまった…。『そそうの相九郎』相九郎は、とんでもない慌て者。「あんた、今日、町で…」と聞けば、「よっしゃ」と用もないのに町へ走ってゆく。そんなやつ。その日も、仕事に出るのに、弁当のつもりで枕を持って飛び出した。昼になってやっと気づいた相九郎、女房に文句を言おうと走りこんだ家は…。慌て者が巻き起こすとんでもない騒動。話はちゃんとしまいまで聞いてね。『鬼の妹』「妹が吸血鬼になってしまった!」驚いた兄は両親に相談するが、信じてもらえず家を追い出されてしまう。助けた虎と旅をしていた兄は、故郷に残した両親と妹が心配でたまらず、意を決して様子を見に帰っていく。故郷の村では、村人も両親の姿もなく、妹の留守をみはからって家に帰った兄は、ネズミに姿を変えられた両親に恐ろしい秘密を聞くが、そこへ妹が帰ってくる…。『水の神の文使い』旅の男に声をかけたのは、なんと湖に浮かぶように立つ水神だった。驚く男に、水神は手紙を届けてくれと頼む。言われたとおりに、山奥の沼に向かう男。すると、陰陽師が声をかけてきた。手紙を見せると、沼に待つのは魔物で、お前を食うつもりだと言う。陰陽師は男の目の前で手紙を書き換え、沼に届けろと言う。果たして、男を待っているのは…。※本電子書籍は個別販売中の作品を収録したセレクション版です。
【フルカラー】「日本の昔ばなし」 単行本 第九巻 織姫と彦星編 (ふるからーにほんのむかしばなしたんこうぼんだい09かんおりひめとひこぼしへん)
【フルカラー】「日本の昔ばなし」 単行本 第九巻 織姫と彦星編
厚生労働省児童福祉文化賞受賞作品【フルカラー383ページ5作品収録】『織姫と彦星』天帝のひとり娘・織姫は、機を織るのがじょうずな、美しい娘でした。その婿にと、天帝が選んだのは、働き者の牛飼い・彦星という若者でした。夫婦となった織り姫と彦星は、とてもとても幸せでした。天の川の岸辺を歩いたり、お花を摘みに行ったり、仕事のことも忘れて、楽しんでいました。ところが、そのために、新しい布はなく、牛もやせこけ、みなが困り果ててしまったのです。怒った天帝は…。『こんにゃく問答』旅のお坊さんから、問答をと願われた和尚さん。実は、問答なんてできない。そこで、碁打ち仲間のこんにゃく屋に内裏を頼んだ。『絵姿女房』うだつの上がらない男の家に、見たこともない美しい女がやってきて、女房となった。やがて女の絵姿を見た殿さまは、城に連れてゆくのだが…。『いもころがし』長者さまのお祝いの席に、村の人たちもお呼ばれすることになった。ところが、村の人たちは誰も、行儀作法というものを知らない。そこで、お寺の和尚さんに相談すると、なんでも自分のマネをすればよいと言う。さて、当日。祝いの席に並んだ村の人たち。和尚さんが箸を取れば、箸を取る。なんでも和尚さんと同じように。ところが、和尚さんが、お芋を取り損ねて、ころころ転がしてしまった…。『河童が出てきた日』旅の商人は野宿した夜、山の神と水の神が語り合うのを聞いた。それは、生まれてくるわが子の話で、十二歳なる日に河童に出逢い、水の中に引き込まれてしまうというのだった。両親はせがれを失いたくない一心で、水の神を拝み続けた。その夜、夢で聞いたお告げは、子どものためにたくさんのダンゴを作るということだった。運命の日、何も知らないせがれは川で河童に出逢った…。※本電子書籍は個別販売中の作品を収録したセレクション版です。
【フルカラー】「日本の昔ばなし」 単行本 第十巻 厠のかみさま編 (ふるからーにほんのむかしばなしたんこうぼんだい10かんかわやのかみさまへん)
【フルカラー】「日本の昔ばなし」 単行本 第十巻 厠のかみさま編
厚生労働省児童福祉文化賞受賞作品【フルカラー353ページ5作品収録】『厠のかみさま』昔むかし、家の守り神になった七福神が、担当を決めるために、寄り合いを開くことに。弁天さまはおお張り切り。世話役の大黒さまの家に行ってみると…。『まんじゅうこわい』世の中に恐いものなどなんにもない。胸を張って、言い張る一人の若者。これにはまわりもうんざりしちゃった。ところが、まんじゅう屋が近づくと、この若者、青い顔でぶるぶる震えだした。なんとまんじゅうが恐いのだという。とうとう物置にまで隠れてしまった。そんなにまんじゅうが恐いのか。それなら、まんじゅうでもっと怖がらせてやろう。買ってきたまんじゅうをそっと物置に入れてやると…。『ねずみのすもう』貧しいお爺さんが山へ柴かりに行くと、二匹のねずみがすもうをとっています。よく見ると、お爺さんの家のねずみと長者さんの家のねずみです。やせたお爺さんの家のねずみは負けてばかり。そこでお爺さんは、お婆さんに頼んで、餅をつき、ねずみの穴に置いておきます。さてその翌日、お爺さんが、お婆さんといっしょに山へ行ってみると、やっぱり二匹のねずみがおすもうを…。さて、どちらが勝つのかな。『オンバの皮』うっかりつぶやいた願い事を、沼の主大ヘビに聞かれてしまった長者は、はからずも願いをかなえられ、自慢の三人娘のうち一人を嫁がせねばならなくなった。親孝行の三番娘は、父のため大ヘビの嫁になろうとするが、池から現れた蛙の婆さんに知恵を借りて見事大ヘビを退治する。三番娘は蛙の婆さんから授かったオンバの皮で、婆さんに姿を変えると、父と姉たちの幸せを願って一人旅に出るのだが…。『髪そり狐』とある村の近くの峠に、おとん狐と呼ばれる狐が出没した。この狐、人々をだまして髪の毛を剃り落とすことで知られていた。話を聞いた二人の若者が、村人が止めるのも聞かず、おとん狐退治に名乗りを上げる。おとん狐を待ち伏せして、後を追った二人組は、若い女に化けたおとん狐が、老夫婦を騙して反物を売りつけるのを見て、止めに入る。ところが、老夫婦が若者の言うことに耳を貸さず、話は意外な方に転がっていく…。※本電子書籍は個別販売中の作品を収録したセレクション版です。