ヒトヒトリフタリ

シリーズ完結
ヒトヒトリフタリ 1 (ひとひとりふたり001) / 高橋ツトム

シリーズ作品

ヒトヒトリフタリ 1 (ひとひとりふたり001)
ヒトヒトリフタリ 1
霊界に住むリヨンは授業をサボってばかりいる少女の霊。ある日、校長より人間の守護霊として修行することを命じられる。だが、リヨンが憑くことになったヒトは、余命わずか一年半の日本国総理大臣だった…。高橋ツトムが描く新たなる魂と生命の物語、ここに開幕！
ヒトヒトリフタリ 2 (ひとひとりふたり002)
ヒトヒトリフタリ 2
リヨンが守護霊として憑いてから、総理大臣・春日荘一郎は、自信に満ちあふれ、まるで別人のようになった。それを不審に思った政治家・泉美大希は、最凶の霊能者・久保光司を使い春日の秘密を探ろうとする。リヨンと春日の関係に気付いた久保がとった行動は……!?
ヒトヒトリフタリ 3 (ひとひとりふたり003)
ヒトヒトリフタリ 3
泉美純・元総理をコアガバメントに引き入れた春日は、日本の未来のために精力的に活動を続ける。一方、最凶の霊能者・久保光司は、泉美元総理の息子大希議員の下、リヨン達に攻撃を仕掛ける。その最初の被害者は、春日の長男・一だった!!
ヒトヒトリフタリ 4 (ひとひとりふたり004)
ヒトヒトリフタリ 4
「脱原発」を実行するため、春日総理は一癖も二癖もありそうな三人をコアガバメントに引き入れ、日本を救うためのプロジェクトを開始した。原子力ムラからの抵抗は激しさを増すが、それに対抗する春日の行動とは!?
ヒトヒトリフタリ 5 (ひとひとりふたり005)
ヒトヒトリフタリ 5
フクシマ第一原発を視察に訪れた春日総理。春日は高濃度の放射線で汚染されている核燃料冷却プールの前で防護マスクを外し、プールの汚染水を飲む。それは目に見えない脅威、放射性物質を自らの体内に取り込み日本が現在抱える「リスク」を自らの体をもって、体現する行為であった!!
ヒトヒトリフタリ 6 (ひとひとりふたり006)
ヒトヒトリフタリ 6
久保の次の標的は、泉美元総理だった！　魔を受け倒れた泉美は、側近の塚田が調べたある記録を春日に手渡した。そこに書かれていたのは、最凶霊能者・久保の壮絶な生い立ちだった。春日とリヨンに対して強烈な敵愾心を抱く久保。久保の総攻撃がいよいよ始まった！
ヒトヒトリフタリ 7 (ひとひとりふたり007)
ヒトヒトリフタリ 7
久保の魔の手が、ついに春日総理に及ぶ。吐血し倒れた春日。時を同じくして鈴木宗八もこの世を去った…。　「久保を止めねば日本が終わる」　追い込まれた春日とリヨンはある手段をとる決意をする。リヨンが暗黒世界で見た悲劇のループとは!?　久保の暴走は果たしてどこまで…!?
最終巻
ヒトヒトリフタリ 8 (ひとひとりふたり008)
ヒトヒトリフタリ 8
自身の国会での答弁が遺言であると口にした春日総理。春日の告白にマスコミは騒然とする。一方、久保は福島の施設で優月と笑璃を人質に暗黒世界に立てこもった。春日は久保との決着を付けるため、リヨンに自分の残りの生命全てを注ぐことを命じ、久保を浄化させようとするが…!?　高橋ツトムが描く新たなる魂と生命の物語、ここに完結！