おすすめバトル漫画18選 熱い闘いに燃える!

数あるジャンルのなかでも、長らく人気が高いのがバトル漫画です。手に汗握るバトルシーンや鍛え上げられた肉体、かっこいい技や武器の数々など、魅力がたくさん詰まっています。

今回は、バトル漫画の金字塔ともいえる有名作品から、近年ヒットした話題作まで幅広く紹介。気になる作品があれば、ぜひ「よむるん」でチェックしてみましょう!

ONE PIECE

ONE PIECE

漫画界きっての長寿作品であり、子どもから大人まで幅広いファン層を持つ大ヒット作品「ONE PIECE」。

主人公のモンキー・D・ルフィが、仲間と共に世界一の秘宝「ワンピース」を求める旅が描かれています。作者である尾田栄一郎さんのデビュー作にして、空前絶後の人気を誇る代表作です。

1997年から「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載を開始し、2022年4月時点での既刊は102巻。 2015年には「最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズ」としてギネス記録に認定されました。

1999年からはじまったアニメシリーズも高い人気を得ており、これまでに数々のアニメ劇場版も公開されています。ゲームや小説、舞台、実写ドラマなどメディアミックスもさかんです。

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鋼の錬金術師

鋼の錬金術師

「銀の匙 Silver Spoon」などでも知られる荒川弘さんの代表作の一つが「鋼の錬金術師」です。2001年から9年間にわたり『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載されていました。

第49回小学館漫画賞や第15回手塚治虫文化賞をはじめ、さまざま賞に輝いています。

これまでに世界累計発行部数8,000万部以上を記録。日本国内だけでなく、海外でも高い人気を得ています。

また、アニメや小説、実写映画、ゲームなどメディアミックスも幅広く展開されている作品です。

主人公はエドワード、アルフォンスの兄弟。錬金術を生業とする2人は、亡くなった母を取り戻すため、賢者の石を探す旅に出ます・・・

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NARUTO

NARUTO

岸本斉史さんの連載デビュー作「NARUTO」は、1999年から15年間にわたり『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載されていた大人気作品です。

日本だけでなく海外でも非常に高い人気を誇る作品であり、メディアが集計した「世界が尊敬する日本人100」に創作上の人物として唯一、主人公が選ばれたこともあります。

これまでに、単行本の累計発行部数が1億5300万部以上、海外の発行部数は 9700 万部以上。2002年から放送開始したアニメも大ヒットを記録しています。

本作の特色は、忍術をはじめとする忍者のスキルを駆使した鮮烈なバトル。また、敵対するキャラクターの深い作り込みや、実在する伝承や宗教の要素を取り入れた奥行きのある世界観でも読者の心をとらえています。

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ドラゴンボール

ドラゴンボール

「Dr.スランプ」と並ぶ鳥山明さんの代表作「ドラゴンボール」は、1984年から1995年まで『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載されたバトル作品です。

単行本の累計発行部数は2億6,000万部。国内だけでなく、アジアやヨーロッパ、アメリカなど世界中で出版され、いずれも高い人気を誇っています。

また、1986年にスタートしたアニメシリーズもまた、30%に迫る最高視聴率を記録。ゲームや実写映画など、その他のメディアミックス作品もそれぞれ大きく注目されました。

主人公のサイヤ人・孫悟空をはじめ、超人的なパワーを持つキャラクターたちが繰り広げるバトルシーンは必見。秘宝・ドラゴンボールを追い求める夢あふれる作品です。

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幽★遊★白書

幽★遊★白書

「HUNTER×HUNTER」「レベルE」などでも知られる冨樫義博さんの代表作「幽★遊★白書」は、1990年から4年間にわたり『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載されていました。

第39回小学館漫画賞を獲得し、単行本の累計発行部数が5,000万部を超えるなど人気を博しています。

また、2019年には舞台化、2020年には動画配信サービス・Netflixにて実写シリーズ化が発表されるなど、連載終了後もさまざまなメディアミックスが展開されています。

人間界と魔界、霊界を行き来する本作は、 霊気や妖気といった超自然的なパワーを駆使したバトルシーンが魅力。主人公の浦飯幽助をはじめ、個性あふれるキャラクターたちの活躍から目が離せない一作です。

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ブラッククローバー

ブラッククローバー

「ブラッククローバー」は「HUNGRY JOKER」で第7回金未来杯に輝いた田畠裕基さんのバトル漫画です。2015年から『週刊少年ジャンプ』に連載されています。

2021年時点の累計発行部数は1,200万部以上。2017年にスタートしたアニメシリーズは、国内外で大ヒットを記録しました。また、小説や各種ゲームなどのメディアミックスもさかんに行われています。

物語の舞台は、魔法が存在し、魔力の強さで評価が決まる世界。そんな中で、主人公のアスタは魔力を持たない存在です。しかし、意志の強さと努力、持ち前の明るさで、魔導士の最高位・魔法帝への夢を叶えようと奮闘します。

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DRAGON QUESTダイの大冒険

DRAGON QUESTダイの大冒険

バトル漫画の中でも、RPGをコミカライズした異色のヒット作が「DRAGON QUESTダイの大冒険」です。監修を堀井雄二さん、原作を三条陸さん、作画を稲田浩司さんが担当する1作目は1989年から『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載されました。

2019年時点での単行本累計発行部数は4,700万部以上を記録。1991年、2020年にそれぞれアニメ化も果たしています。

原案は、1986年から続く大人気ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズ。魔物を倒しながらレベルアップし、さまざまなスキルを身に付けて冒険を楽しむ大人気RPGです。漫画作中では、ゲームに登場した魔法や技、モンスターなどが登場します。

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ワンパンマン

ワンパンマン

近年では投稿サイトやSNSで発表した漫画作品が商業誌デビューするケースも多々ありますが、「ワンパンマン」もその一つです。

当初はONEさんがウェブサイトで連載して注目を浴び、その後「アイシールド21」などで知られる漫画家・村田雄介さんとのチームで『となりのヤングジャンプ』(集英社)にて連載開始。

2015年にはアニメ化が発表され、ゲームや「リアル脱出ゲーム」とのコラボなど、さまざまな企画が行われました。

主人公は、修行を極めてあらゆる敵を「ワンパン(一撃)」で倒せるようになってしまったサイタマ。モブキャラのような地味な風体の主人公が、清々しいまでの無双ぶりを発揮するストーリー展開が爽快な一作です。

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BLEACH

BLEACH

久保帯人さんの代表作「BLEACH」は、2001年から5年間にわたり『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載されていたバトル漫画です。

2005年には第50回小学館漫画賞を受賞。日本国内だけでなく、海外でも非常に人気が高く、世界シリーズ累計発行部数は1億2,000万部以上を記録してます。

同じく人気シリーズのアニメをはじめ、担当声優によるラジオやゲーム、ミュージカル、実写映画など幅広いメディアミックスが展開されています。

主人公は、ひょんなきっかけから死神の朽木ルキアと知り合うことになった高校生、黒崎一護。人に害をなす悪霊・虚(ホロウ)を倒すうちに、死神が統べる尸魂界(ソウル・ソサエティ)と深い関わりを持つことになります。

死神たちが使う斬魄刀(ざんぱくとう)と呼ばれる武器や、古風でかっこいい技名なども見どころです。

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呪術廻戦

呪術廻戦

芥見下々さんの初長期連載作品である「呪術廻戦」は、2018年に『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載を開始したヒット作。2020年に放送開始したアニメの人気も相まって、2022年には累計発行部数6,500万部以上を記録しました。

連載開始から数年間でアニメや小説、ゲーム、舞台などさまざまなメディアミックスが行われており、注目度の高さがうかがえます。また、アニメシリーズは海外でも大きな反響を得ています。

本作は「呪い」というダークなテーマを扱うバトル作品。人が持つ負の念が寄り集まった呪霊を祓う「呪術師」が戦いを繰り広げます。呪力を駆使した大迫力のバトルシーンは必見です。

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僕のヒーローアカデミア

僕のヒーローアカデミア

「僕のヒーローアカデミア」は、「逢魔ヶ刻動物園」や「戦星のバルジ」で知られる堀越耕平さんによるバトル漫画です。2014年から『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載されています。

日本だけでなく、海外市場を牽引する作品としても知られており、世界累計発行部数は6,500万部以上を記録。2015年からはアニメが放送開始され、2019年には舞台化を果たし、実写映画化の制作も発表されました。

舞台は、人類の8割が特殊能力を持ち、かつては架空の存在だったヒーローが活躍する世界。そんな中、主人公は特異体質ではない「無個性」であることから、コンプレックスを抱えていました。しかし、あるきっかけから夢だったヒーローを目指すことを決意し、目標に向かって奮闘します。

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炎炎ノ消防隊

炎炎ノ消防隊

「炎炎ノ消防隊」は、人気漫画「ソウルイーター」でも知られる大久保篤さんの作品です。2015年から7年間にわたり『週刊少年マガジン』(講談社)で連載されていました。

2022年時点で、単行本の累計発行部数は2,000万部以上。2019年からはアニメも放送開始され、小説やゲーム、舞台化なども果たしています。

本作は、超自然的な能力と消防隊の活躍をかけ合わせた独自の世界観が魅力です。体が突然発火し、周囲を巻き込んで火災を引き起こす怪物「焔(ほむら)ビト」とのバトルを描いています。「炎」とともに繰り出される技の数々が堪能できる圧巻のバトルシーンは必見です。

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チェンソーマン

チェンソーマン

2021年に公開され話題をさらった「ルックバック」の作者・藤本タツキさんのヒット作が「チェンソーマン」です。2019年から3年間にわたり第1部が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で、2022年から第2部の連載が『少年ジャンプ+』(集英社)にて予定されています。

2021年時点での単行本累計発行部数は1,100万部以上。「このマンガがすごい!2021オトコ編」で1位、第66回小学館漫画賞を獲得するなど各方面から高い評価を得ています。

物語の舞台は、人の恐怖や嫌悪、生き血を糧に成長する悪魔が実在する世界。主人公のデンジはある事件から「チェンソーの悪魔」と契約し、超人的な力を得てデビルハンターとして活躍をはじめます。血しぶきが飛ぶダークなバトルシーンが迫力満点の一作です。

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北斗の拳

北斗の拳

バトル漫画の金字塔ともいえる作品の一つが「北斗の拳」です。原作は武論尊さんが、作画は「花の慶次」でも知られる原哲夫さんが担当。この2人は「蒼天の拳」でもタッグを組んでいます。

1983年から5年間にわたり『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載し、累計発行部数は1億部以上。1984年からスタートした一連のテレビシリーズも高い人気を誇っています。

「お前はもう死んでいる」「我が生涯に一片の悔い無し」など作中のセリフや、「ひでぶ」「あべし」といった独特な断末魔は、後進の作品にたびたびオマージュされています。

主人公・ケンシロウや数々の強敵たちが凄みのある劇画調で描かれたバトルシーンは、バトル漫画が好きならぜひ見ておきたいところです。

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グラップラー刃牙

グラップラー刃牙

格闘漫画を数多く手がける板垣恵介さんの代表作が「グラップラー刃牙」です。1991年から8年間にわたり『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)で連載されていました。また、「バキ」や「範馬刃牙」、「刃牙道」、「バキ外伝 疵面 スカーフェイス」「バキ外伝 拳刃」といった続編や外伝も多数発表されています。

2021年時点での累計発行部数は8,500万部以上。テレビアニメやOVA、ゲームなどのメディアミックスもさかんです。

主人公は、強い肉体と優れた格闘センスを持つ範馬刃牙。個性豊かなキャラクターたちのバトルシーンが迫力あふれる描写や効果的な構図で描かれています。

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キン肉マン

キン肉マン

嶋田隆司さんと中井義則さんの漫画家ユニット・ゆでたまごの代表作といえば「キン肉マン」。シリーズ累計発行部数7,500万部を誇る大人気作品です。

1979年から8年間にわたり『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載され、1998年からは『週刊プレイボーイ』(集英社)にて続編「キン肉マンII世」が連載されました。

2011年からは、時間軸を1作目に戻した新連載が『週プレNEWS』(集英社)で発表されています。1983年にスタートしたテレビアニメシリーズも高い人気を博しました。

本作は、主人公・キン肉スグルをはじめとする超人たちのプロレス試合が大迫力で描写されています。さまざまな工夫を凝らしたデスマッチや、繰り出される技の数々も魅力の一つです。

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ワールドトリガー

ワールドトリガー

「ワールドトリガー」は、「賢い犬リリエンタール」などでも知られる葦原大介さんの作品です。2013年から5年間は『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて、その後は『ジャンプスクエア』(集英社)で連載しています。

2016年時点での累計発行部数は350万部。2014年にはじまったアニメシリーズも好評を博し、舞台化やゲーム化なども行われています。

舞台は、突如出現した「門(ゲート)」からやってくる怪物との戦いを余儀なくされる世界。

メインキャラクターである空閑遊真、三雲修、迅悠一、雨取千佳をはじめ、界境防衛機関「ボーダー」隊員たちのスピード感あふれるバトルシーンが魅力の一つです。

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血界戦線

血界戦線

最後に紹介するのは、「トライガン」やゲーム「サムライスピリッツ」のコミカライズを手掛けたことでも知られる内藤泰弘の「血界戦線」です。

前身となる読み切りや短期集中連載を経て、2010年から『ジャンプSQ.19』(集英社)、その後は『ジャンプSQ.RISE』にて連載されています。

2021年時点のシリーズ累計発行部数は600万部。2015年にはアニメ化を果たし、舞台シリーズも好評です。

舞台は、近未来のニューヨーク。異界から訪れる者たちと日夜戦う「秘密結社ライブラ」の活躍を描いています。

格闘技「ブレングリード流血闘術」や日本刀のような武器の技がある「斗流血法」など、キャラクターごとに違う戦闘スタイルも見どころです。

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まとめ

バトル漫画の魅力は、何といっても圧巻のバトルシーン。登場人物たちの戦闘スタイルや技のぶつかり合いがみられるだけでなく、「強くなりたい」と修行や訓練に励む場面には勇気をもらえますよね。

今回紹介した作品たちは、どれも人気の高いおすすめのバトル漫画ばかりです。「よむるん」でチェックして、ぜひお気に入りの一作を見つけてみてくださいね。



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