【BMK】僕の好きな漫画研究室 第1回(5)

【BMK】ボクの好きな漫画研究室
担当メンバー:佐藤匠

TAKUMI SATO
1996年5月11日、北海道生まれ
身長:175cm
特技:マッサージ・1人ミュージカル

【佐藤匠:第1回】「SKET DANCE」レビュー (2021/01/14)


 はじめまして!この度、漫画レビューデビュー(わーい!韻を踏んでる!)を果たしました!BMKという歌って踊る五人組グループのテーマカラー黄色!佐藤匠、たくみんです!
 こういう風にレビューを(しかも連載という形で!)書くのは初めてで、至らぬ点はたくさんあると思いますが、温かい目で見ていただけると助かります笑


 さーて!たくみん、第一回目のテーマは…週刊少年ジャンプにて2007年33号〜2013年32号まで連載された篠原健太先生の作品「SKET DANCE」です!


 あらすじとしては、とある高校に存在する、学園生活支援部、通称「スケット団」が様々な依頼(ほとんどが雑用などのしょーもなさそうな依頼)を意外な発想やチームワークで解決していくミステリーあり、アクションあり、何でもありの!?痛快学園コメディです!


 スケット団の部員は三名!
 部のリーダー、おっちょこちょいでヘタレでお調子者、だけどやるときはやる男「ボッスン」。
 そして、学園の情報通であり、常にパソコンを持ち歩くクールイケメン「スイッチ」、スケット団の紅一点、元ヤンキーであり、「鬼姫」として伝説にもなっている「ヒメコ」。
 基本的にこの三人と学園の個性豊かなキャラクターがわちゃわちゃしていきます。
 個人的な話ですが、スリーマンセルモノ、たくみん大好物なんですよね、、、、ロマンがありますよね、、、、


 マンガ好きあるあるで、入学前の高校生の情報って基本的に漫画から吸収してるから、実際、なってみると「あ〜、こんなもんかー…」となりませんか笑 たくみんも「SKET DANCE」が高校のイメージだったのでまぁーーーーーー…実際の高校生のキャラクターが薄く感じてしまいました(笑)


 それほどまでに!
 おいおい!君たちは名古屋飯かっ!落ち着け!と思わず読者が突っ込みたくなる位、すべてのキャラクターが濃い!それが!!!


 「SKET DANCE」なんですっ!!!ドドン!!!


 なぜこの漫画を連載第一回目のテーマにしたのかというと、僕たち「BMK」は「スケット団」のようなチーム感が今後の理想なんじゃないかと思ったからなんです!


 みなさんは部活や習い事、仲のいい友達の集まりで「なんか…ここ居心地いいなぁ」と思った経験はありませんか?お互いの距離感や、性格だったりの歯車がなんかカチッとあってて「俺たちの日常会話、もしかしたらラジオのトークよりも面白いんじゃね?」ってなるあの不思議な気持ち。


 あの時の気持ちに、いや、自分もその輪の一員になったような感覚に、この漫画はなれるんです!


 その不思議な感覚の秘密は、登場人物の「ボッスン」「スイッチ」「ヒメコ」この三人のバランスが絶妙なところ!


 ボッスンはリーダーでありながら全く決まらないしドジで、いじられキャラ。
 そんなボッスンとは反対に何でもこなせるクールキャラのはずなのに、面白がってボケてくるスイッチ。
 そしてそんなふたりに関西弁でビシッと突っ込みを入れるヒメコ。
 すでにこれだけでもバランスが整ってはいるんですが、篠原先生のすごいところは、そのお話ごとに三人がボケになったりツッコミになったり、めっちゃかっこいいやん!ってなったり「キャラクターの性格」という枠は壊さずに絶妙にポジションチェンジをしてくところ!
 だから部室という狭い世界で繰り広げられる物語のはずが、もっと読みたい!もっとこの三人を見ていたい!とさせられるんです。


 さきほどサラッと書いちゃいましたが「かっこいいやん」とも、もちろんなります!


 てっきり、僕もキャラクターたちが入れ替わり立ち代わりボケやツッコミを担当してくれるし、学園のほかのキャラクターも濃ゆいので、もうずっとわきゃわきゃ楽しくいくのかなと思っていたのですが、単行本七巻からそんなキャラクターたちの過去が初めて具体的に描かれます。


 いまでこそボケたりツッコんだり明るいチームである三人ですが、三人が「スケット団」になるまでには、心が壊れてしまうんじゃないかというほどに切なく悲しい過去が隠されていたんです。詳しくは本編をぜひ!


 そしてそんな過去を経て、またギャグ回に戻ると、あなたはこう思うでしょう。「うおおおおおおお愛してるぞ!!!三人とも!!!」と。
 そしてそこから最終巻までコメディと、時に様々な壁にぶち当たりつつも「スケット団」らしさで突き進む三人に、漫画のキャラとしてではなく、実在する人間としての愛らしさがあふれること間違いなしです!


 私事ではありますが、僕の所属する「BMK」というグループもまーーーーーそれぞれ性格が全く違って、きっと同じクラスだったら誰とも仲良くなってないんじゃないかなと思うほどなんです笑 ですが同じ目標に向かうにつれて、少しずつ歯車があってきて、そんなことがうれしかったり。ライブのトークが盛り上がりすぎて時間が押しちゃったり(これは本当によくない笑)。
 「楽しいな。」と思う回数が増えてきました。だけれど!それだけで終わってはいけないわけです。
 僕たちは、漫画と同じく、世間に見ていただいて、何か感じてもらえて、初めてグループですから。
 だからこそ「スケット団」の三人のように、応援してくれる皆さんには気軽に「おいっすー」と部室(ライブやイベント)に来ては、僕たちの活動をにやにやと、そしてたまに真剣に見てもらって「なんか…ここ居心地いいなぁ」と思ってもらえる、そんなグループに…いつか…なりたいですね。


 というわけで!「スケット団」「BMK」どちらも入部…してくれよなっ!!!!!笑


 今回の漫画レビューはここまで!!読んでくださり、ありがとうございました!!以上、BMKのテーマカラー黄色、佐藤匠、たくみんでした!!!


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