ペリリュー ─楽園のゲルニカ─(3)

ペリリュー ─楽園のゲルニカ─(3) (ぺりりゅーらくえんのげるにか003) / 武田一義/平塚柾緒(太平洋戦争研究会):原案協力
内容紹介
サクラ、サクラ??。開戦から約1か月。美しかったペリリュー島は、日米両軍が殺し合う焦土と化した。生きることすら難しい状況で、田丸は米軍の攻撃を逃れ、日中は騒音と振動と蒸し風呂のような暑さの中で眠り、夜は食糧を探す日々を過ごしていた。一方、徹底持久を命じられ、抗戦を続ける守備隊本部にも、米軍の猛火が迫る??。戦うにも武器弾薬は尽き、生きるにも食べ物が無い。極限状態の中、ついに玉砕の許可を請うが??!?「戦場」を「日常」として受け入れることを余儀なくされ、それでも前を向いた若者の“生”の記録。

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