天元坊 2

最終巻
完結
天元坊 2 (てんげんぼう002) / 山松ゆうきち
内容紹介
材木商芦川屋の主人が世話をして、寂光寺で碁の修練に励む忌吉。十一世本因坊元丈門下・外山算節や、十二世本因坊葛野大和と対局した。しかし忌吉は、何度対局しても太田仙三に勝てない。忌吉の碁のために何百両と遣っていた芦川屋は、荷を積んで帰る持ち船がシケに遭って沈み、一気に身代が傾いてしまった。芦川屋はそれでも忌吉のために、五百両の借金をして仙三との対局を実現させるのだが……。「雌伏十年」(前編)(後編) ほか「名人碁所争い」(前編)(後編)「忌吉生涯の一局」(1)(2)(3)を収録。

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