パンドラ <完全版> 後編

最終巻
完結
パンドラ <完全版> 後編 (ぱんどらかんぜんばんこうへん) / 明智抄
内容紹介
<明智抄名作選>シリーズとして、連載雑誌休刊により未完の作品となっていた傑作ホラー『パンドラ』を、 幻の最終話を収録した“完全版”として刊行! 人間のゆがんだ想念のかたまり“瘴(しょう)”。 瘴を喰う主計(かずえ)と、瘴を封じ導く希み(のぞみ)のコンビが、絶望の淵から人々を救う---。 いつも寝てばかりいる義理の母にいらだち、「ほんとのママ」の記憶にとらわれる女子高生の真美子。 劣等感からすべてを見返そうとして起こした行動が、絶望へとつながったみつき。 そして“瘴”によって、片腕を喰われた希み---。 「おまえが吸収されてしまうと現世姫(うつしよひめ)があらわれない。そうなれば、この地上は永遠に救われないモノで覆いつくされるだろう」 主計は、人々の負の想念を浄化し救うただ一人の存在・現世姫として羽化するのか。 それとも…。 雑誌掲載の第7話を大幅に改稿、描き下ろしを加え最終話に! 明智抄の傑作ホラー、ついに完結!! ▼収録作品 ・パンドラ (第5話〜第7話最終話) ※7話は大幅に改稿+描き下ろし完結! ・女の十字架 ・女の勲章 ・あとがき

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