美醜の大地〜復讐のために顔を捨てた女〜 8

美醜の大地〜復讐のために顔を捨てた女〜 8 (びしゅうのだいちふくしゅうのためにかおをすてたおんな008) / 藤森治見
内容紹介
いじめによって家族を奪われた女が別人に生まれ変わり、地獄の復讐に身を投じる!! 昭和20年、太平洋戦争が終わりかけていた時代、樺太(からふと)で生まれ育った少女・市村ハナは、醜い容姿のため女学校で凄惨ないじめを受けていた。いじめのリーダー格は大会社の令嬢・高嶋津絢子。彼女によって泥棒の濡れ衣を着せられたハナは、退学に追い込まれてしまう。ソ連軍が空襲を開始し、樺太から北海道へ逃れる船に乗り込んだハナ一家だったが、いじめグループによって船から追い出されてしまう。その結果、ハナの家族は死んだ。ハナは天才外科医に依頼し、美しい顔を手に入れ、別人としてかつての同級生たちに近づき、復讐を果たしていく。復讐を進めるうち、人を殺めてしまったハナは罪の意識に苛まれる。また、いじめグループの女たちの間でもさらなる愛憎劇に発展して──?

シリーズ作品