デルタ ヨコとフミとクドウのこと

最終巻
完結
デルタ ヨコとフミとクドウのこと (でるたよことふみとくどうのこと) / 旅井とり(作画)/遠藤道男(原作)
内容紹介
大ヒット作「めしばな刑事タチバナ」の著者・旅井とりが現代アートの世界と男女の激しい三角関係を描いた意欲作。同棲中の彼氏と、突然現れた元彼。ふたりの優秀なアーチストが、ひとりの女をめぐって愛と嫉妬と自尊心をむき出しにして対立する激しい三角関係??。横井健司(ヨコ)は若くして美大の教授に就いた期待の若手アーチスト。日本のアート界で着実に成功を収めようとしていた。恋人の杉本ふみ(フミ)もそんなヨコを支えていて、何もかもが順調に思えていた。しかし、ヨコの個展初日に工藤道男(クドウ)が現れたことで事態は一変する。クドウはフミの元彼。美大で学ぶこともなく、独学でアートの道に進み、今では海外でも一目置かれるアーチストになっていた。クドウはヨコの作品を「作品じゃ満足にメシ食えないのをガッコのセンセの肩書きでごまかして小銭を稼いではカマのケツ舐めてる美大出のアートごっこ」と挑発。やがてフミをめぐって、ヨコとクドウが火花を散らすことに……。ふたりのアーチストの間で揺れるフミの心はやがて……!?

シリーズ作品