合気道 『神気』一閃、躍動する武道家列伝

最終巻
完結
合気道 『神気』一閃、躍動する武道家列伝 (あいきどうしんきいっせんやくどうするぶどうかれつでん) / 佐藤貞夫
内容紹介
日本の代表的な武道のひとつ、合気道。 道祖の植芝盛平は「その極意は己を宇宙の動きと調和させ、宇宙そのものと一致させることにある」と語る。 本書は、そんな合気道の達人たちの物語を3編収録。 第1話『Los Angeles 1985』は、米ロサンゼルスを舞台に日系少女と合気道の達人である老人・明智との交流を描いた物語。明智は第二次大戦中に、その合気道の技ゆえに日系人コミュニティから遠ざけられることとなってしまっていた。その理由とは…。 第2話『力vs技』は、外国人力士・甲錦のパワーに手を焼いた協会は日本人力士に合気道を身につけさせようと道場を訪ねるが道場主に断られる。しかし道場主は、ひょんなことから甲錦の襲撃を計画しているヤクザの会話を耳にし、襲撃されている彼の助っ人に駆けつけるが…。 第3話『魂』は、合気道を極めるために命がけの特訓を行う男。次第にエスカレートし、ヤクザの抗争の真っ只中へと身を投じていく。それを見た合気道の心得のある刑事は…。 巻末には財団法人合気会の組織図、国際合気道連盟加盟国一覧(共に1985年当時)を堂々掲載!

シリーズ作品