ぶるうピーター【第7巻】

完結
ぶるうピーター【第7巻】 (ぶるうぴーたーだい007かん) / 小山田いく
内容紹介
一帆と恋人、西夜の間にできたほんのわずかのボタンの掛け違い。そのわずかのはずの掛け違いが次第に大きくなって行き…。 ある日、カメが盗撮した女子更衣室の写真を一帆の机に隠したことがきっかけで一帆と西夜がケンカ。 いつもの些細なケンカのはずだったが、互いに素直になれない二人のすれ違いはだんだん大きくなってゆく。 そんな時西夜の前に現れた泊 順(とまり じゅん)に西夜は一帆にない優しさを見る。 一方、一帆への想いを隠していたお鈴だったが、ある日、その想いを爆発させ一帆にキスをしてしまう。 動揺し女性への不信感を募らせる一帆。 そんな一帆に業を煮やしたかえでは、皆で二人がつきあい始めた海に行き、そこで二人の仲が壊れない事を証明するよう一帆に迫る。 だが、そこでは思いもかけない結末が! 女子寮を束ねる紅尾鈴(べにおりん)、一帆の隣部屋の十文字唱、南部希美、三郷西夜(みさとせいや)ら女子寮生と、一帆や亀、壱岐たち男子寮生の交流を描いた学園ドラマ。 特別読み切りエッセイ漫画「航跡(ウェーキ)ひいて」第2話も掲載。 小山田いく先生の当時の単行本コメント 『ぼくは人の顔や名前を覚えるのが大の苦手です。二・三度会った人でも、忘れている事の方が多いので、時々困ったことになります。先日も街を歩いていると、学生風の女の子が、にこっと笑って頭を下げて…はて、だれだったかな?と考えているところへ、今度は太ったおばさんと、セールスマン風の男の人がぺこり。 ???結局その三人、誰だったのか未だにわかりません。誰か記憶術教えて。』

シリーズ作品