ぶるうピーター【第6巻】

完結
ぶるうピーター【第6巻】 (ぶるうぴーたーだい006かん) / 小山田いく
内容紹介
新しい季節を迎え、一帆たちも2年生へ進級。 新入生を迎えて活気づくアルゴー寮だが、中には元生徒会長の常盤井幹子のようになかなか大変な子も・・・。 突然の指名を受け、寮生たちの支持で寮長を引き受けることになった一帆と西夜。 ある日、いつものように寮生会室に集まって事務仕事をしていた一帆たちだったが、皆が退室したあと…亀たちが悪ふざけに使っていた道具が原因でボヤ騒ぎを起こしてしまう。 幸い被害は軽微だったものの寮の貴重な資料である寮生会史を焼失。 幹子たち寮生は一帆に責任を取って寮長を辞任するよう迫るが、一帆は断固として辞任を拒否したのであった。 それは全てを元に戻してから身を引くと言う一帆の強い責任感だった。 一帆の思いを知った幹子は協力を申し出、仲間たちは失われた記録を求めて奔走する。 果たして一帆たちは失われた記録を取り戻せるのか!? その他、寮長に専念するため、ヨット断ちする一帆の「コルキスに進路を取れ」など。 特別エッセイ漫画『ぶるうピーターの素 航跡(ウエーキ)ひいて その1 アルゴー号と出会った日』も追加収録した『すくらっぷ・ブック』に続く、小山田いく青春三部作第2弾!! 小山田いく先生の当時の単行本コメント 『海へのあこがれには二通りあるようです。海辺で暮らす人が、海に感じる親しみと、山に住む人が、普段見ることのできない海に惹かれる心と…。 ぼくはまぎれもなく後者なので、「ぶるうピーター」もついそんな視点で描いてしまうことが多いのです。もしぼくが、海辺で育っていたら、どんな「ぶるうピーター」ができたか…。想像するのも楽しいかもしれません。』

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