アニマルDr.由乃 下巻

最終巻
完結
アニマルDr.由乃 下巻 (あにまるどくたーよしのげかん) / 小山田いく
内容紹介
人と心を通わせ、共に生きる動物をコンパニオンアニマルという。 人と心を通わせる彼らにも魂はあり、そして魂の有るところには時として不思議な出来事が起きる…。 染井由乃(そめいよしの)は黒崎動物病院に勤める新米獣医師。 失敗をしながらも病院を訪れる動物たちに日々真剣に接している。 夏の激務の中、失敗を繰り返して黒崎院長から休暇を言い渡された由乃は遊ぶアテもなくなり、帰省することにした。 そんな折、黒崎医院にリスザルのウーピがやって来た。 ウーピーはストレスで毛が抜け、食事もままならない。 そんなウーピーに手を焼く院長だったが、ある夜中、楽しげなウーピーの声に院長が眼を覚ますと…そこにはウーピーと戯れる、実家にいるはずの由乃の姿が?! その他、飼っていたウサギが河原で何かに食われてしまったという少女、その少女の言動にキレてしまい、いつの間にかその河原に来ていた由乃。その由乃に水底から何者かが襲いかかる「水底の牙」、由乃の目の前で車に跳ねられた狸の親子。由乃は生き残った子を必死に手当てするが、その頃、事故現場では不可解な事故が続発する「狸たちの鎮魂曲」、由乃の元に傷付いた子猫を連れて来た、スケッチブックを持った少女。少女と心を通わせる由乃だったが実はその少女は…「猫の童話」、など。 動物と人間の絆を若き獣医師の視点からオカルトタッチを交えて描く、小山田いくのハートウォーミングストーリー第2巻

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