臨死界より

最終巻
完結
臨死界より (りんしかいより) / 小山田いく
内容紹介
風呂釜の爆発事故にあい、大火傷を負い病院に運び込まれた果菜(かな)。 彼女が目を覚ますと、そこにはおどろおどろしい世界「臨死界」が広がっていた。 生死の境を彷徨う彼女が体験した恐怖体験とは…! 表題作ほか、『魂七夕』、『送り火ゆれて』、『渡り鳥たち』、『雪降る夜に』を完全収録。みずみずしい青春群像、心暖まる人間ドラマを描き続けた小山田いくが新境地を切り開いた珠玉のホラーシリーズ決定版! 小山田いく先生の当時の単行本コメント 『10数匹、猫を飼っていると、中には人の声のような鳴き方をするやつがいて、夜一人で仕事をしていると大変不気味です。窓の外や天井裏から、「あなた」とか「まあるいお肉」とか、意味不明の声がするのはとても不気味です。はたして全部が猫の声なのか、疑問なのも怖いところです。』

シリーズ作品