ぶるうピーター【第4巻】

完結
ぶるうピーター【第4巻】 (ぶるうぴーたーだい004かん) / 小山田いく
内容紹介
蒼風高校学生寮「アルゴー寮」に入った新入生、明科一帆(あかしなかずほ)と壱岐良知(いきよしとも)が割り当てられたのは男子禁制のはずの女子寮(2号館)だった。 女子寮と男子寮の間にあった溝も少しづつ埋まり、お鈴の一穂に対する態度にも変化が現れてくるが…。 受験勉強に打ち込む一方、ちょっとストレスがたまり気味のお鈴。 そんな時、ヨットの先輩で寮の近くに帆船模型工房を営む久留野からスキーに誘われた一帆は息抜きにと大野とお鈴も誘う。 颯爽と滑るお鈴だが、ちょっと油断した隙に転倒。 足を痛めてしまったお鈴に一帆は自分が誘ったせいだと自分を責める。 責任を感じてお鈴の世話をする一帆だが実はお鈴は…。 その他、壱岐と唱の心の交流を描く「十日夜のワラ鉄砲」など収録。 女子寮を束ねる紅尾鈴(べにおりん)、一帆の隣部屋の十文字唱、南部希美、三郷西夜(みさとせいや)ら女子寮生と、一帆や亀、壱岐達男子寮生の交流を描いた学園ドラマ。 『すくらっぷ・ブック』に続く、小山田いく青春三部作第2弾!! 小山田いく先生の当時の単行本コメント 『動物が大好きです。 イヌやネコはもちろん、ハ虫類や水生昆虫が好きなので、変わってるね…と言われることもあるくらいなのですが……、たった二つ、苦手があります。 ガとゴキブリなのです。 下宿時代、廊下でゴキブリ君と出会ったとき、何を思ったかゴキブリ君、パッと羽をひろげてボクに向かって飛んできたのです。 そのときの恐怖! ボクは一生忘れられないでしょう。』

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