剣客商売 27

剣客商売 27 (けんかくしょうばい27) / 大島やすいち/池波正太郎
内容紹介
累計発行部数160万部突破!! 『鬼平犯科帳』『仕掛人 藤枝梅安』と並ぶ池波正太郎の傑作小説『剣客商売』をベテラン・大島やすいちが劇画化した大人気シリーズ最新刊! 「塀際の更紗木瓜」 或る日、小兵衛の隠宅を訪れた教え子の一人である大原宗兵衛。「二百両貸してほしい」という唐突な願いに小兵衛の怒りを買うが、それには事情があったようで……… 「亡霊」 江戸を騒がす大泥棒・さざ浪伝兵衛と剣客・小兵衛の意外な縁。ふとしたことから対峙することになった二人だが、二人の関係を決着づけたのは、さらなる“奇縁”で……… 「虻」 おはるを関屋村に送り届けた帰り道、小兵衛は愛用の煙草入れを失う。代わりに手元にあるのは、よく似た他人の煙草入れ。何とか煙草入れを取り戻したい小兵衛は、関屋村の知人に心当たりを尋ねたところ……… 「なりかわり」 腹痛に苦しむ、あばた面の浪人を介抱した大治郎。その場限りの縁かと思われたが、とある「敵討ち」のしがらみから、再び顔を合わすことに……

シリーズ作品