親が老いていく

親が老いていく (おやがおいていく) / ちかさ
内容紹介
突然の入院、認知症、介護。 その日から生活は一変しました。 自分より先に、親はどんどん年老いていく。 誰も避けられないこの現実を描く、 オールカラー・コミックエッセイ。 地元を離れて暮らしていた著者のもとに、 父親がくも膜下出血で倒れたという突然の報せが届く。 激しく動揺するが、手術は成功しその後無事退院。 しかし徐々に父親の様子がおかしくなっていく。 かつての父親像からの変貌に、家族は動揺を隠せない。 認知症、介護と問題が山積していくなか、 お互いに募っていく焦りやいらだち…。 だがあるきっかけにより、 改めて両親への感謝の気持ちが芽生えてくる。 できることが増えていくのを見守るのが子育てなら、 できないことが増えていくのを見守るのが介護なんだ。 介護は育ててくれたことへの恩返しなんだ。 涙と戸惑いの日々を越えて、 確かな希望に向かうまでの小さな記録。

シリーズ作品