映画ドラえもん のび太とブリキの迷宮

映画ドラえもん のび太とブリキの迷宮 (えいがどらえもんのびたとぶりきのらびりんす) / 藤子・F・不二雄(原作)
内容紹介
1993年公開の映画ドラえもん第14作『のび太とブリキの迷宮』のオールカラー版フィルムコミックス!  ロボットの権力者に立ち向かうのび太たち! 「おもちゃ」をテーマにすえ、ロボットSFの世界に機械文明の危うさ、人間性の回帰を盛り込んだ、まさに藤子・F・不二雄ワールドが全開の作品です。 文明が進み、労働すべてをロボットに任せたため、逆にロボットに支配されるようになった人間たちが住む星。唯一、反抗する方法を知っている少年と協力するが、頼りのドラえもんも敵に捕まり、故障してしまう……。 従来のドラえもん映画にはない、ピンチの連続とスピード感、解決の糸口のなさなどがストーリーを引きしめ、名作と呼ばれる理由となっています。登場してくるロボットはブリキ製のかわいいものばかり。それが集団になって反乱を起こしたら……。コンピュータにすべてを委ねることが幸福なのかどうかを、改めて私たちに問いかけてくる問題作です。

シリーズ作品