伽羅の家

最終巻
完結
伽羅の家 (きゃらのいえ) / 上杉可南子
内容紹介
芸者置屋に住む艶本(えんぼん)作家・半畳(はんじょう)は、ある日突然、美しい財閥夫人に「娘の話し相手になってほしい」と誘われる。 淫らな妄想を胸に秘め、伽羅(きゃら)の香り漂う洋館を訪れた彼を待ち受けていたものは…? 表題作ほか、戦下に秘めた刹那の愛「螢の火」、中国を舞台にした「水の女」など、様々な時代に生まれた激しく切ない愛を描いた短編集。 ●収録作品/伽羅の家/四辻の社で/螢の火/葵の上/水の女

シリーズ作品