養護施設を追われた子ども〜秀の物語〜 4

最終巻
完結
養護施設を追われた子ども〜秀の物語〜 4 (ようごしせつをおわれたこどもしゅうのものがたり004) / 榎本由美
内容紹介
父ちゃんが犯罪者だからオレも“危ない”のかよ!! 教室で刃物を振り回わして号泣する小1男児の心の叫び!! 里親家庭、由志摩家にやってきた東郷秀は小学1年生。 父が強盗未遂で逮捕され、旦那に愛想を尽かした母にも捨てられた。 定職につかずギャンブルで遊び暮らしていた父から 「欲しいものは他人から奪い取れ」「力の強い者が勝つ」などと 口癖のように聞かされて育った秀は 思い通りにならないと些細なことでキレて暴れ、 児童養護施設でも持て余された挙句、 由志摩家に預けられたのだった。 受け入れた当初は秀の粗暴な振る舞いに 手を焼いていた由志摩夫妻だったが 秀をそそのかしていた不良男を 鉄男が体を張って撃退したことで秀の態度が変わる。 秀は家庭でも学校でも素直に言うことを聞いて周囲に馴染むようになるが、 そんな矢先、「強盗犯」の父と秀の2ショット画像がクラス内で拡散し… 「児童養護施設の子供たち」で衝撃を与えた 著者が描く里親シリーズ第4弾!

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