養護施設を追われた子ども〜雄星の物語〜 3

最終巻
完結
養護施設を追われた子ども〜雄星の物語〜 3 (ようごしせつをおわれたこどもゆうせいのものがたり003) / 榎本由美
内容紹介
アンタは、うちの子じゃない。赤の他人よ! 継母の無情な一言が8歳の男児の心を引き裂く!! 小学2年生の沖田雄星は、 両親が離婚、父と2歳年下の弟・真也と 暮らしていたが、父の再婚により新しい母・美咲を迎える。 間もなく赤ちゃんが生まれるも 育児ストレスを抱える美咲は二人の養子を邪険にする。 雄星が祖母と連絡を取り ランドセルを買ってもらったことで 母子の溝はさらに広がり、 美咲は、父の不在時に雄星たちに暴力を振るう。 美咲は、雄星の就寝中にに唾液を採取、 DNA鑑定を業者に依頼した結果、 雄星だけが家族全員との血縁関係を否定された。 雄星は父の前妻と別の男の間にできた子供だった。 これまで信じていた家族から冷たい視線を投げつけられ 弟にすらそっぽを向かれ、 雄星はショックのあまり心を閉ざしてしまうが…。 「児童養護施設の子供たち」で衝撃を与えた 著者が描く里親シリーズ第3弾!

シリーズ作品