憂国のラスプーチン 6

憂国のラスプーチン 6 (ゆうこくのらすぷーちん006) / 佐藤優(原作)/伊藤潤二(作画)/長崎尚志(脚本)
内容紹介
いよいよ法廷闘争へ…運命の判決は!? 遠隔操作ウイルス事件で誤認逮捕され、当初は否認していた ものの罪を自白した19歳青年が、保護観察処分となった。 ところがその後、冤罪だということが判明したのは記憶に新しい。 捜査機関が、青年が真犯人であるという自分達に都合の良い ストーリーを創作し、それに従った形で強引に 自白を引き出したのは明かだ。 しかし本作品を読めば、そんなのは日本の検察では当たり前のことに 過ぎないという事実を知ることになるだろう。 「背任」と「偽計業務妨害」で逮捕・起訴された元外交官・憂木衛の 主戦場は裁判所となった。 憂木が取り巻きにいい顔したいため、外務省の関連機関からカネを 引き出し、イスラエル人教授夫妻に日本旅行をプレゼントしたと 検察は言う。憂木がイスラエル出張したのも、公金で観光旅行をした のだと。 憂木が反論すべくイスラエル人教授を証人として呼ぼうとしても、 来日したら逮捕するかも…と検察は教授を脅迫し、外務大臣は 公判で外務省職員の証言を禁止する。 卑劣で汚い東京地検特捜部と外務省の前に、このままでは 有罪確定……絶体絶命の大ピンチ! 憂木に反撃のチャンスはあるのか!?

シリーズ作品