憂国のラスプーチン 5

憂国のラスプーチン 5 (ゆうこくのらすぷーちん005) / 佐藤優(原作)/伊藤潤二(作画)/長崎尚志(脚本)
内容紹介
証拠が無くても有罪にするのが検察の流儀! 外交官・憂木衛が背任と偽計業務妨害の容疑で東京地検特捜部に 逮捕されて4か月。これまで丁々発止の戦いを続けていた西村検事の 取調べが突然、終了した。 当時の総理大臣に依頼され、プーチンの黒幕にあたる人物を探るため、 イスラエルのモサドに協力を仰いだと憂木が発言したとたん、である。 これが事実なら、憂木の無罪はもちろん、外交や政界のタブーに踏み込む ことになる……と検察が気付いたからだった。 明らかになったのは、憂木や都築峰雄議員にかけられた全ての容疑が、 起訴できるほどの根拠が無い、ということ。普通なら無罪放免である。 だが検察は逮捕した以上、絶対に裁判で有罪にしてやると言うのだ。 ………これは発展途上国や軍事独裁国家の話ではない。先進国・日本の 現実なのだ! 信じられるだろうか!?  しかし憂木はたじろがない。”国策捜査”に立ち向かうべく、 いよいよ第1回公判を迎える…!! 本誌掲載時に好評を博したプロレスラー・アントニオ猪木参議院議員の ソ連での活躍を描いた前後編も収録、ますます読み応えを増した 第五弾!!

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